普段、MitsubishiRDF19Hという「モニタ入力切り替えするとUSBのアップ
ストリームも切り替わる」モニタを使っていまして、Ra20改にCHANPON3を
導入したのを契機に、キーボード&マウスをDOSVで現在利用しているものと
共通利用させようと励んでいました。キーボードはどるこむの過去ログから
.infの差し替えでバッチリいけましたが、IntellimouseExplorerはその他
ボタンが定義できなくて困り果てておりました。v3,v2のドライバではW2K時
にUSBマウスを挿抜しなおした時に3ボタン目以降が動作不良になるのは
わかっていたので、どーしてもV4ドライバをインストールしたくて、
延べ24時間程を費やしてあみ出してみました(^^;
まず、マイクロのHPからIntelliPoint ソフトウェア 4.0(2K用)をゲットします。
とりあえず、W2K-Proな9821で実行、そして展開、自動でSETUP.exeが起動して
順当にインストールに失敗(笑)、プログラム終了となります。
しかし"x:Program FilesMicrosoft IntelliPoint 4.0"以下には、
インストールイメージが残りますので、コレを弄って利用しました。
MouseSETUPIP4_0.msi を Orca(WindowsInstallerエディタ/下記参照)で開き、
"InstallExecuteSequence" - "DetectNEC98xx" を<DropRow>して削除。
そしてそのまま上書き保存>その後同じフォルダにある oemsetup.exe を起動。
インストール対象システム言語(LANGSTRING)が正常に取得できた場合は
そのまま普通にインストールできて*しまう*と思います。
…なぜ仮定形なのかといえば、正常にインストールされてしまった現在は
再現不可能でお伝えするのが難しいのですが、実験当初、インストール対象
システム言語(LANGSTRING)がENGと認識されていたらしく、何度oemsetupを起動
しても、コピーするファイルを間違いつづけて "MSHMOUSEENG"以下よりコピー
を実行しようとしていたようで、ハマってました。
上記の現象が起きた時の確実な対処法までは突き止められませんでした。
しかし、確証はありませんが、上記msiをOrcaで開いて、
"Property"テーブルの"ProductLanguage"が <1033> なのを <1041> に
同じく"Property"テーブルに"LANGSTRING"を新規作成をして <JPN> と入れたら
なんか知らないうちにスンナリインストールできてしまったような気がしました。
それと、このときはその言語決定をしているとおもわしき、
"InstallExecuteSequence"テーブルの"SetLangString"呼び出しを削除して
実行していたような気も…ただコレを削除すると必ずエラーで駄目だったはずです。
何度か実行しているうちに、JPNをシステムが憶えてしまったようで今一不明です(汗)
Orcaのインストールは、
http://www.microsoft.com/msdownload/platformsdk/sdkupdate/で、WindowsInstallerSDKをインストールする。これでv2.0の
WindowsInstaller環境が構築できるようです。Orcaは標準では
展開されておらず、手動で"C:Program FilesMicrosoft SDKBinOrca.msi"
を実行してインストールします。以後は、msiファイルを右クリック
すると"Edit with Orca"が出ますので、そこから編集作業に入れます。
不確定情報が多くて申し訳ありません。そのうえ虫の良い望みですが
どなたかの人柱フォローが入るとありがたいです。
自分ではこれ以上この件をまとめあげることは無理っぽいです…(^^;;汗
"DetectNEC98xx"呼び出しは、.msi内蔵のDLLを更に呼び出しているようです。
このあたりをバイナリレベルできちんと解析して無効化できれば最良だった
のですが、時間と技量の関係で断念しました。
たぶん過去に情報として挙げられていないようでしたので、書き込み致しました。
An&Ra20ユーザの さっくす でした。