PC-9801BX2/U2 にメルコ EUZ-QP0M を載せ，FreeBSD(98)2.2.6R-R02 のカーネルソースに川久保さんのパッチ excache-1.3 を当てた後，カーネル再構築．
やっとのことで，EUZ-QP 上のメモリを認識させることができました (^Q^)
カーネル再構築の際，下記の３項目に注意します．
(1) config ファイルに「options EPSON_BOUNCEDMA」の行がもしあれば，これをコメントアウトするか削除します．
(2) config ファイルに「options "CPU_MELCO_EX_MEMSLOT0=xx"」の行と「options "CPU_MELCO_EX_MEMSLOT1=yy"」の行とを追加します．xx および yy は，EUZ-QP 上のスロット＃０，＃１に各々搭載した SIMM の容量（MB 単位）を記入します（いずれも，最大値は 32 です）．
(3) config ファイルに「options "MAXMEM=zz"」の行を追加します．zz は，『EUZ-QP 上に載せたメモリ容量（MB 単位）の合計値に 16 を加えた値』を 1024 倍した整数を書き込みます（最大値は 81920 です）．
「Excache for FreeBSD(98)」のホームページ
http://www.indiscipline.com/kawakubo/excache/index.html
には，BX2＆EUZ-QP の報告がまだ出ていないようです．暇を見てレポートしておきます．