なんだか情報が混乱しているようですが、以下のことは言えます。
1. PC/AT互換機でFDISKしてFAT16,FAT32で領域確保したハードディスクをPC-9821に持って来た場合、MBRの内容が不正に実行されるためにマシンが起動できない場合がある。
2. 運良くMS-DOS(モード)が起動できた場合、Windows9xのGUIが起動したあとには、既存のドライブレターの後にPC/ATのハードディスクのFATパーティションにドライブレターが割り当てられ、読み書きできるようになる。
3. PC/AT互換機でFDISKしたハードディスクをPC-9821に持って来た場合、FDISKで正しい情報を見ることはできない。そのままFDISKを続行すると大変危険である。相当以前に98パーティションを作成していた場合にFDISKから領域らしきものが見えることがあるが、その実体は既に存在しない。決してFDISKを続行してはならない。
4. 逆にPC-9821上で領域確保したドライブをPC/AT互換機に繋いだ場合、Windows9xのGUIが起動してもドライブは見えるようにはならない。FDISKでは不正な情報しか返さず、続行すると大変危険なことになる。
ともかく、完全消去してよいのでなければ、異機種にもちこんだディスクドライブに対してFDISKを使ってはいけません。また、そもそもの領域情報が、異機種のシステムでは不正なのですから、完全に消去ができない場合もあります。
ところで、下記のソフトを使うと、PC-9821でFAT16を1パーティションだけ確保してあるディスクを、データの移動なしにPC/ATのWindows9xのGUIで使用できるようになります(9821上で元に戻すこともできます)。このフォーマットは9821でもATでもない、スーパーフロッピーフォーマットと呼ばれる、互換性の高い(リムーバブルディスク用の)フォーマットです。
http://homepage1.nifty.com/marimono/software/sfd98cnv.lzh