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16ビットメモリバス機におけるメモリの種別とアクセス速度との関係
投稿者:総額7600円 さん
2000-08-31 16:55:12
こんにちは.いつもお世話になっております.
以前から疑問に思っていたことなのですが,最近当サイトの掲示板で関連する投稿がありましたので,これを機に質問させていただこうと思います.
最近,当掲示板およびマニアックス掲示板にて,PC-9801USやDXの内蔵RAMボード(あるいは本体直接実装61SIMM)のへのアクセス速度は,汎用スロットに挿したメモリボード並との情報がありました.当方のところでも,PC-9801FSやDXにおいて,内蔵RAMボードを使用した場合と汎用スロットにメモリボードを挿した場合とで,Win3.1の体感速度に差がなく,つねづね不思議に思っていました.386SXマシンや286マシンでは,増設メモリのアクセス速度は内蔵メモリとCバスメモリとで大した差はないという記事を読んだこともあります.しかしその一方で,専用増設スロットに取り付けたメモリのアクセスはCバスメモリより速いとか,Cバスメモリでは内蔵メモリよりウェイトが多く入るといった話も聞くのです(もしかしたらこれは32ビット以上のバスのマシンに限った話なのでしょうか).ここらあたりの話は過去ログでも情報が錯綜しており,よくわからないのです.毎度古い話題で恐縮ですが,この問題についてご存知の方はご教示いただけますと幸いです.よろしくお願いします m(_ _)m
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KO1 さん
2000-08-31 17:53:08
そう言えば、RAやESが出た当時はメモリアクセスノーウェイトという謳い文句がありましたね・・・・・当時のカタログに何か書いているだろうか・・・・探してみよう(ゴミ失礼)
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YU さん
2000-08-31 18:30:49
286マシンと386マシンでは、チップのアクセス速度が同じでも、バス幅が違いますから、そこで差が出る可能性はありますね。
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ほへ さん
2000-08-31 21:34:38
もうずいぶん昔の製品になりますが、アイオーデータ製のMS-DOS用メモリマネージャの
パッケージ製品の『MEMORY SERVER』だったか、そのIIだったかに、
INSPECT.EXEなるシステム調査ツールというか、ベンチマークみたいなものが同梱されていました。
これにはメモリ転送にかかる時間を1MBのアドレス空間ごとに
測ってくれる機能がありまして、結果を見ると各機種の内情がよく分かります。
先日、マニアックス掲示板に書き込んだ、DXの専用メモリボード=Cバスメモリである
との見解は、これの結果に基づくものです。
測る前は、標準640KB ≧ 直接実装61SMMM ≧ 専用メモリ >> Cバスメモリ
になるだろうと予想していたのですが、
実際は 標準640KB > 直接実装61SMMM >> 専用メモリ = Cバスメモリ
でした。
なお、DAなどの場合でもアドレスごとに意外に速度差があり、
標準1.6MB > 専用メモリ > 専用メモリ上61SIMM >>> Cバスメモリ
となっており、対61SIMMアクセスは120ns以上を確保するよう配慮されているようです。
この傾向は当然ながら61使用機全てに当てはまり、標準実装メモリがかなり速い
初代A-MATEでは速度差は、標準部分と61担当部分の差はかなり顕著になります。
(実装7.6MB程度で他の装備をほぼ同じにしてWin3.1を動かしたような場合、
As2とAsの体感速度差は案外大きいです)
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ペンチアム さん
2000-08-31 22:26:50
↑マニアックスのUSの件、私の書き込みはこれを受けたものです(^^;
また、USの61SIMMスロットには特殊事情があります。それは、Cバスライザ上にスロットがあるというこの機種独特の構造です。ちょっと開けてみる余裕がないので断言はできないのですが、USの専用スロットはCバスメモリそのものなのかもしれません。
#DOSの一太郎5には「増設RAMサブボードによる増設をおすすめします」となっているんですが。
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まりも さん
2000-09-01 00:27:49
マイナーなところでH98(笑)などでもそうでした(^^;。NESAバスのメモリボードはとくに遅くて、Cバスに毛が生えたくらいという感じでした。8MBもいれたのにがっかりだったことを思い出します。内蔵のメモリの土台と増設分の違いについては気が付きませんでしたので、H98モデル90あたりでは同等だったのかもしれません。A-mateに近いモデル105は、メモリアクセスが速くて感心しました。SIMMも61ではなく専用品を使っているだけのことはあるなと思ったものです。
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ほへ さん
2000-09-01 01:17:54
>ペンチアムさん
USは中を覗いたことしかないんですが、確かに61SIMMのソケットは
妙な場所にありますよね。あれならデータ線が実はCバスと相乗りだった
と言われても納得してしまうかも(笑
でもでも、それでもあの"メモリカード"をプロテクトメモリとして使うよりは
61SIMM1枚の方が遙かにましだった・・・んですよね?
>まりもさん
H98ですか(^^;;;
私もH98は好きだったんで、70/60/100/s8/90といじくってましたけど、
メモリアクセス性能に関してはかなり保守的だった・・・というか、遅かったですよね。
特に初期の70/60なんて、わざわざ386にキャッシュを付けたはいいが
そのせいでRA/DAよりもメモリ性能が悪くなっているようにしか見えないという(笑
#という見方をしてしまうのは486以降のCPU偏重PCを見慣れた輩ゆえであって、
H98のキャッシュは、NESA上のCPU以外のバスマスタが動いたときにも
CPUを止めないことに最大の存在意義があって、アプリの高速動作のためではない
・・・んだとか(^^;;;
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ユック さん
2000-09-01 05:04:06
DXの内蔵専用メモリーボードですが、メモリーボード上でウエイトが入っているようです。
61SIMM直接増設スロット(?)に比べると倍くらい遅い感覚です。ただ、DX用に関しては、かなり後になってからIOデータからウエイト無しの内蔵専用メモリーボードが発売されていました。このメモリーボードがどの程度速いのかは解りませんが、カタログに自慢げに載っていました。
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総額7600円 さん
2000-09-01 15:47:58
みなさんご教示ありがとうございます m(_ _)m
どうも16ビットデータバス機でも,増設メモリアクセス速度は,機種によって,また内蔵メモリボードの種類(メーカー等)によって違いがあるようですね.複雑な問題であることがよくわかりました.