お手持ちのディスプレイが24.8KHzに対応したものならば接続するだけで問題なく使えますが、31KHz以上にしか対応していない24.8KHz未対応機種の場合は少し面倒です。
As2などのデスクトップ機では[GRPH]と[2]を押しながらリセットすることで、起動前から31KHzに固定することができますが、Ne3の頃の98NOTEの場合、起動画面は24.8KHz固定となっており、そのままでは24.8KHz非対応ディスプレイでは表示できません。
しかしNe3はハードウェア的には31KHzの表示に対応しておりますから、DOS起動後にソフトウェア(フリーソフトのCKCTLなど)で31KHzに切り替えることで24.8KHz未対応ディスプレイでも表示可能となります。ちなみに切り替え後は本体の液晶パネルには何も表示されなくなります。
つまり31KHzに切り替えるまでは本体の液晶パネルにのみ表示、切り替え後は外部ディスプレイのみの表示となるため、両者を併用する必要があるのです。
○CKCTLは下記のサイトからダウンロードできます。
http://www.vector.co.jp/soft/dos/hardware/se041058.html?l なお、Windows95上では内蔵GAや9821スタンダードディスプレイアダプタを使いますので24.8KHz非対応のディスプレイでも問題なく表示できます。
しかし、Windows起動前のDOS画面を表示するには、前述の通り本体の液晶パネルを併用する必要があります。
※24.8KHz対応のディスプレイでは上記のような制限はありません。接続するだけで起動画面も表示することができます。
あと、Ne3のディスプレイコネクタはデスクトップのものと形状が異なりますから、変換ケーブルも必要です。