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AHA-2940
投稿者:YU さん
2000-01-20 20:08:17
先日、中古屋でSCSIボードを2枚買ったのですが、同じ物を2枚買ったつもりだったのが、よく見たら違う物でした。
(1) PC-9821X-B02 (AHA-2940N)
(2) PC-9821X-B02L (AHA-2940A)
ちなみに、PICROBOでは、B02はXa7/9/10に未対応と書いてありました。具体的には、B02Lになって、何が変わったのでしょう?
価格や発売時期などが違うのはわかりますが、それ以外の、ソフト面、ハード面での違いを教えてください。
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masashi さん
2000-01-20 20:24:44
簡単に言うと
PC-9821X-B02は初代Xt,Xaしか動作しませんチップセットの問題だったかと
うちのXt/C10W,Xa/C10Wに標準装備でした。
PC-9821X-B02Lはそれが改善されています。ほとんどの98で動きます。
DOS/V機でも正常に動きました。
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YU さん
2000-01-20 21:06:16
masashiさん,どうもありがとうございます.
2枚のボードをよく見比べたら,オシレータの周波数が違っていました.
B02は42MHz,B02Lは40MHzでした.もしかして,これがXaでしか動かない原因だったんでしょうか?
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まりも さん
2000-01-20 21:18:47
オッシレータではなくて、BIOSの内容(PCIデバイス検索の方法の違い)によるモノです。BIOSを取り払って使う分には同じです。
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YU さん
2000-01-21 00:59:56
ということは、ROMライタを使ってBIOSを移植すれば同等品になるということでしょうか? (2940のBIOSはフラッシュじゃないですよね?)
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まりも さん
2000-01-21 01:12:08
たぶん上手く行くはずです。まずは(ROMのピン互換が確認できたら)ROMを相互に取り替えてみてはどうでしょうか。ちなみに初期のB02Lも、オッシレータは42MHzでした。何らかの理由で、後期から周波数を下げたようです。
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YU さん
2000-01-21 01:20:23
そう言えば、本家AdaptecのAHA-2940にも42MHzのロットがあって、一時期、SCSIカードのクロックアップがはやったことがあると聞いたことがあります。
オシレータを交換しても安定動作していたのか、それでSCSIコマンドの処理速度などが上がったのかどうかは知りませんが。
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dtx さん
2000-01-21 09:31:00
昔のPCIコンフィギュレーションメカニズム#2を使用していたので、
新しいチップセット用の#1に対応させたんでしたっけ?
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ZYZ さん
2000-01-21 14:40:01
本来、ハードウェアとしては完全に同一です(オシレータについて少し気になりますが・・・)。
Neptune&Mercury組とWildcatとではコンフギュレーションレジスタの一部(PCMC)に互換性が無くB02番は特定のチップセット(当然前者です)に依存したBIOSの作りとなっているためこのような現象が生じたわけです。
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まりも さん
2000-01-21 20:29:39
うむむ、コンフィグレーションメカニズム#1,#2の問題ではなく、PCMCの問題でしたか…。しかしそうすると、SCSIアダプタは全てのタイプのPCIありの98の素性を知っていないといけないことになりますね。IntelとVLSIとRCCしかないので、一応大丈夫だとは思いますが、RvII26とかが出る前からあったSCSIアダプタは大丈夫なんでしょうか。
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ZYZ さん
2000-01-21 21:23:19
それ以降のものは、教訓を生かしてか特定のチップセットに依ったBIOSの作りにはなっていないようです(ただし当方、未確認)。
B02番のBIOSは、簡単に言えばシャドウRAMを自身のワークエリアにするために、独自にPCMCのコンフィグ(略記)にアクセスしているわけで、これがまずいんですな(チップ依存ですから)。
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まりも さん
2000-01-22 08:05:55
PCMCのレジスタは、もろチップセット依存なので、チップセット依存しない方法となると、PCMC操作を行うファンクションのようなものがBIOSにでも用意されたのかも。ところでRvII26などRCCチップセットのものは、もともとオンボードでSCSIアダプタがありますから、チップセットとしてIntelとVLSIだけ知っていればよいということはありますね(^^;。