まず、電圧については2.2Vで動こうとします。
確かに定格は2.4Vなのですが、いろいろな報告を見る限り、
2.2Vで問題なし、という方が多かったように見受けられます。
が、やってみるまで分からないでしょう。

　そして、倍率設定については、K6-2が動いていた周波数で
動こうとします。これについてはN2下駄のディップスイッチ
で変更可能ですが、倍率4.0〜5.5倍しか設定できないので、
最高でも366MHz動作となります。

＃周波数が遅いほど電圧が小さくて済む傾向があるようなので、
＃無改造で行ける366MHz＋2.2Vという設定で動く可能性が高いと思います。

つい先日、N2下駄に2.4V版K6-3乗せた所です。
どうせなら・・・と6倍設定だけは半田ごて使って改造してます。

動作は問題無し・・・というか、普段から１日2,3回はハングするような
マシンなので・・・状況の変化はないです(^^;;)
一様、電圧改造のパーツも仕入れてあるのですが
今の状況程度なら、改造はしないままでもOKかなぁ・・・と。

初期のころのＫ６−IIIは２．２Ｖ動作ではアプリケーション動作による負荷がかかると不安定動作が結構ありましたが、今の物は結構大丈夫のようですが、実際に差して使用しないと判りません。
しかし、最初は２．２Ｖ仕様の予定で出す訳だったのですが、不安定要因（Ｌ２内蔵、歩留まり、行程上品質）でエンジニアリングサンプルでは２．３Ｖ仕様でした。
しかし、市場に登場したときは２．４Ｖ仕様、最初から過電流気味で登場、発熱と消費電流はくせ者でした。
しかし、コア等の見直しをはかり今の２．２Ｖ仕様が登場となったわけです。当初の予定に。