[13647]  Celeron1.4 ES(QDI2QS) 倍率設定パターン
投稿者:いーとん さん   2002-10-26 21:50:11
表題の物を捕獲しましたので Tualatin対応に改造された溝1機にてテストしてみました。
残念ながら倍率リミッタが仕込まれているので14倍が最大ですが、PC/AT互換機で 100x14 と 133x10.5 を対決させると結構パフォーマンスの違いが有り面白かったです。

以下倍率設定パターンです。
 リヤパネル側
1□↑
2□  "□"=ジャンパ有り
4□  "×"=ジャンパ無し
3□↓
 フロントパネル側

1× 400MHz  □ 1000MHz × 1300MHz × 750MHz
2× 2倍設定    × 10.0倍   □ 13.0倍   × 7.5倍
4× (4倍動作)  ×         × (QEJ1ES)□
3×         ×         × (5.5倍)  ×

1× 1100MHz □ 1150MHz □ 起動せず    □ 800MHz
2× 11.0倍   □ 11.5倍   × 「予測15倍」 × 8.0倍
4×         ×         □ (QEJ1ES)×
3□         ×         × (6.5倍)  □

1× 起動せず    × 1200MHz × 900MHz  □ 950MHz
2× 「予測16倍」 □ 12.0倍   □ 9.0倍    □ 9.5倍
4□ (QEJ1ES)×         □         □
3□ (7.0倍)  □         ×         ×

1× 850MHz  □ 1050MHz □ 1400MHz □ 400MHz
2□ 8.5倍    □ 10.5倍   × 14.0倍   □ 2倍設定
4□         ×         □ (QEJ1ES)□ (4倍動作)
3□         □         □ (6.0倍)  □

パフォーマンスについては製品版と変わりないので省略します(笑
おまけとして PC/AT互換機での 100x14 と 133x10.5 対決は一部だけ。
Super Pi 104万桁:2分08秒(133 x10.5)
Super Pi 104万桁:2分37秒(100 x14)

以上です。
  1. くん さん   2002-10-27 03:27:22
    Tualatin Celeron ESという事で便乗報告させていただきます。
    自分が先日入手した QKE0QS というCeleron 1.4GHz ESもほぼ同様らしく、
    0x6B4hのtB1モノで、こちらは8〜14倍までの可変でした。これも倍率制限があるらしく
    15倍と16倍らしき設定だけ、ピポ(AT互換機だとプッ)までいけませんでした。
    Ra300ではCache Errorがあるものの、その2通りの設定以外ピポは聞けました。

    PentiumIII(QEJ1ES)を使って同一クロックにしてMABをとったりしてみました。
    L2キャッシュ部分はLatency0と1の違い?がややでているようでした(^^;)

    Tualatin Celeron(QKE0QS) 0x6B4h(tB1) 800MHz(66MHz x 12)
    Access| Buffered Access[MB/sec]
    Size |  Read   Write  RD/M/WR
     32K | 1822.812 1963.744 1456.096
     64K | 1823.002 1963.523 1458.616
    128K | 1823.034 1963.412 1459.328
    256K | 1802.524 1978.424 1444.138
    Coppermine PentiumIII(QEJ1ES) 0x68Ah(cD0) 800MHz(66MHz x 12)
     32K | 1963.154 1963.744 1542.826
     64K | 1963.228 1963.523 1527.810
    128K | 1963.265 1963.412 1519.946
    256K | 1932.115 2102.951 1497.982
    Coppermine PentiumIII(QEJ1ES) 0x68Ah(cD0) 733MHz(66MHz x 11)
     32K | 1799.462 1800.003 1414.182
     64K | 1799.530 1799.800 1400.417
    128K | 1799.563 1799.698 1393.209
    256K | 1774.339 1929.038 1375.136

    TualatinのL2キャッシュもWriteの方はCoppermine同様速いみたいですね。
    ReadはTualatin L2の800MHzがCoppermine L2の740MHz位?のようでした。
    L2のReadWriteトータルでは800MHzで766MHz相当位にみえるかもしれません(^^;)
    まぁL1そのまま互角なので実際のパフォーマンス差は微々たるものでしょうが。
    ES Celeron 1.4GHz(FSB133MHz) vs PentiumIII 1.33GHz定格とか
    PentiumIII 1.33GHzが敗北しそうですね〜。

    ところで最近ってESの型番の最後がQSですよね、そういえば。
    Quolified Sampleの略とかだったりするんでしょうか。