[12126]  PC-9821XnのMMX化
投稿者:タビ猫ちゃん さん   2002-02-01 18:36:47
私はPC-9821Xnがとても気に入ってます。
VGA画面でワープロ、表計算の専用機にしています。
Pen 90MHzでは少し寂しく思っておりました。
私のXnはMMX対応のBIOSに書き換ておりますが、ODPが手に入りませんでした。
最近行きつけのジャンクショップでヒートシンクとファンのついたMMX Pentium
を見つけました。MMX ODPだといいなと思って買いましたが、普通のものでした。
SL23Xです。
MTSA-MXゲタをもっていたのでXnに差し込んでみたのですが、案の定
黄文字のcache errorとピーという音でまた駄目か、と思いました。
いつもならここで電源を切るか、リセットを押すかしてしまうのですが、
Windows95が立ち上がりました。ただかなり遅い状態で実用になりません。
ベンチマークテストで150MHzで動いているとわかったので、試行錯誤してみました。
まりもさんのK6WAIPL.EXEをいれましたら、かなり早くなりました。万歳でした。
次にPFM586.98で動作を確認しましたら、
write through modeでした。あじさんのwbon.exeで無事write back modeに
なりました。めでたし、めでたしでした。
HDBENCHで浮動小数点8662、整数演算9201とでましたので、
MMX ODP(150MHz)と同じになったのではないかとおもいます。

MTSA-MXは5V供給のためレギュレータの放熱版がかなり熱くなります。
もしレギュレータIC LT1084が低損失のものだったら3.3Vで動くのでないか
と考え、3.3Vを供給してみました。
150MHzは問題なく動作していましたが、コア電圧は2.2Vでした。
規格外ですがこのまま使ってみようと思います。

まりもさん、あじさん、ありがとうございました。

普通のpentiumで、BF1をラッピングワイヤで巻いてGNDに落とし
180MHzで動作させてみましたが、問題ありませんでした。
  1. KO1 さん   2002-02-01 20:20:04
    MMXなODPは見た目が普通のP55Cとは違いますよ。
    ODPはセラミックな上に抵抗が乗っていてそれを避けるようにクーラーが貼り付けられてSANYOのクーラーがはまっている奴です。

    MTSA-MXってP54Cの3.3vをP55Cの2.8v(固定)にして倍率を2〜3倍(1.5倍は保証外)設定出切る下駄でしたよね。
  2. タビ猫ちゃん さん   2002-02-01 22:11:16
    SL23Xはセラミックパッケージの上に、SANYOの黒いヒートシンクとファンが
    一体型になったものが接着されたもので、P54C Pentium ODPかと思って買いました。
    導電スポンジをはずしたら2.8Vとあったので、MMX ODPなのかどうか迷いました。
    よく見ると外見はMMX ODPとは違いますね。
    ファンは12Vをコネクタを介して供給します。
    あまり見かけない珍しいものと思います。

    MTSA-MXは(ソケット外部の)5Vから2.8Vのコア電圧をつくり供給するものです。
    3.3Vはソケットからとります。
  3. はむはむ さん   2002-02-01 23:53:41
    SL23Xの166MHz、今手元にあります。立派な MMX Pentiumで、ODPではありません。2.8Vですが、手元のXa12に直付けして3.3Vのまま動かしても動きました。冒険心で1.5倍に設定したところ、3.5倍設定の233MHzで動作したので、これがODPではない証拠になるかと思います。クーラーの下には「Pentium W/MMX TECH」と刻印されています。
  4. KO1 さん   2002-02-02 00:48:52
    >(ソケット外部の)5Vから2.8Vのコア電圧をつくり供給するものです。
    あれ?外部から電源取るタイプでしたか、
    カタログ見た時は特にケーブル無かったようだったので(違う下駄と勘違いかも)てっきりソケットからのみかと思ってました。
  5. タビ猫ちゃん さん   2002-02-03 10:57:06
    私のSL23Xは3.5倍にならない、残念。3.3Vならなるのかどうか?
    コア電圧2.2Vなら発熱量少ないかなと思って、
    ファンをはずして使っていたら、やはりフリーズするときがあります。
  6. まりも さん   2002-02-06 01:55:12
    おおっ、Xnでも「ライトバックモード」があったんですか。これは存じませんでした。i486の最後の頃の機種だけだと思っていました。