[11107]  PL-proIIについて
投稿者:Blau-Ritter さん   2001-08-07 15:03:48
表題の下駄ですが、最近入手した並行輸入(英語)版ではマニュアルにFC-PGA対応と書いてあるようです。
PowerLeapのサイトでもそう書かれているような。

ロンテックのサイトではいまだにPPGAのみの対応なのですが…
外箱をみる限り、リビジョンナンバーの変更もされていないようです。

どういうことなのでしょう?
それとも、私の読解力に根本的な間違いがあるせいなのでしょうか。

元々PC98に使うつもりで入手したものではありませんので(PenPROな98は手元にありません)、ここに書くのは板違いなのかもしれませんが、ご使用の方も多いようですので…
  1. デンドロビウム さん   2001-08-07 16:22:31
    多分Neo-S370との併用でFC-PGAにも対応するということではないでしょうか?以前入手したPL-Pro/IIのマニュアルには「FC-PGAのCPUを利用するにはNeo-S370と併用する必要があります」との注意書きが記されていました(無論英語ですが)。
  2. いーとん さん   2001-08-07 20:45:50
    *の印がついていて、注記されていると思いますけど...
  3. FIAT124 さん   2001-08-08 00:10:15
    7/24にロンテックからの通販でPL-Pro/IIを購入しましたが側面に
    「Celeron633以上ではNeo S370が必用となります」と
    日本語での注意書きシールが貼ってあるだけでした。
    後は英語版マニュアルとロンテックが新規に付けた日本語版
    梱包品一覧表、ユーザー登録カード(切手不要)、製品サービス保証書
    だけでした。
  4. Mickey さん   2001-08-08 01:55:11
     昨日秋葉原で買ってきました。
     2001-07 製造で、リビジョンはBみたいですね。
     マニュアルでは「FC-PGAとPPGAのCeleronをサポートしているけれど、633MHz以上の
    CeleronにはS370も使ってね」見たいなことが書いてあります。
     ステッピングの違いですかね?
     でも、以降のページには変な記述も見られますね。
     なお、Celeron566で使ってみましたが、そのままでL2もちゃんと動作しているみたいです。
      Ra20/N30 + Windows2000
     ところで、「Japanese NEC-98 systems」という愉快な記述がありました。
     一緒にHCL-Sも買ってきたので、機会があったら試してみます。
     
  5. Blau-Ritter さん   2001-08-08 10:20:28
    >633MHz以上のCeleron

    じゃあ、まったくの読み間違いではなかったんですね。
    私はこの記述でかえって混乱してしまったんですが…

    >2001-07 製造で、リビジョンはBみたいですね。

    今までPowerLeapの下駄ではリビジョンがあがると外箱の記述(orシール)が変わるのが常だったので、Revupしていないものと思い込んでしまったようです。
  6. デンドロビウム さん   2001-08-08 12:10:06
    >Revupしていないものと思い込んでしまったようです
    1999年の11月に初めてPL-Pro/IIを買いましたが、この時既にRevBでしたので、2年近くリビジョンが上がっていないことになりますね(汗)。ちなみに初期にはRevAの物も存在していたそうですが、すぐにリビジョンアップした所為か殆ど出まわっていないように思われます。
  7. Mickey さん   2001-08-09 01:42:59
    >2年近くリビジョンが上がっていないことになりますね

     ありゃま!
     でも、外箱にはWindowsMEとCeleron766対応の記述があるし。
     確かに、中のソフトとマニュアルには2000年の7月の日付。
     うーん、外箱のリビジョンだけが最新で、本体は2年前の設計のままですかね。
  8. まりも さん   2001-08-09 02:50:25
    私も最近購入しましたが、PPGAとピンコンパチブルな Celeron 566(CPUID=683h)は、そのまま動作しました(633MHz版はピンコンパチでないためそのままではダメなようです)。Japanese NEC-98 systems向けの意味無しな紙切れも、以前から変わってないようです(^^;。
  9. Blau-Ritter さん   2001-08-09 05:19:12
    >ピンコンパチブルな Celeron

    あ、やっぱりそうなんですか。
    皆さんのレスを見ててひょっとしてピンアサイン互換な奴の事なのかなあ…
    とか思ってたんですが、ふむふむ。
    これならハードウェアがRevupしてなくても動作報告だけで対応になりますもんね。

    しかし、ENGRISHネイティヴな人たちはあの記述でOKなのかなあ?
    やっぱり紛らわしいような…
  10. ちゃま さん   2001-08-09 22:57:59
    みなさまへ
    ちゃまでございます m(_ _)m。

    Mickey さん、曰く
    > マニュアルでは「FC-PGAとPPGAのCeleronをサポートしているけれど、633MHz以上の
    > CeleronにはS370も使ってね」見たいなことが書いてあります。

    Blau-Ritter さん、曰く
    > しかし、ENGRISHネイティヴな人たちはあの記述でOKなのかなあ?
    > やっぱり紛らわしいような…

    確かに、「厳密性に欠ける表現である」とは思いますが、
    (たとえ、少々の誤謬や例外的事例(< 後述)が生じることになろうとも)
    あくまで、一般向けとして
    非常に簡潔な、割り切った分かりやすい説明が、時には必要とされることもあるからなのです。

     # もっとも、この程度の表記水準では
     # プロセッサフリークにとっては、全く納得がいかないかも知れませんが...(^^;)。
     
     
    実際、
    633MHz版以上の「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」では、
    いわゆる「2.0-Volt Celeron」(< 「Mendocino(PPGA Package)」)互換のものは
    一切存在してはおりませんので、
    633MHz版以上につきましては
    大局的に、誤った説明であるとはいえません。

    但し、上記表記において、説明的に不十分な部分があるとすれば、
    600MHz版以下の
    「Mendocino(PPGA Package)」とピン配列互換の
    「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」の存在が、全く言及されてはいないことでしょう。
     
     
     # 「Mendocino(PPGA Package)」とピン配列互換の
     # 「Celeron(Coppermine-128K)(FC-PGA Package)」は、
     # 「1.50-Volt Celeron」と呼ばれる
     # Core Stepping: cB0(CPU ID: 0683h)の「533A MHz版」「566MHz版」「600MHz版」だけです。

     # なお、「Celeron 566MHz版」と「Celeron 600MHz版」におきましては、
     # 「Mendocino(PPGA Package)」とピン配列互換のもの
     # (< 「1.50-Volt Celeron」(Core Stepping: cB0(CPU ID: 0683h)))と
     # 「Mendocino(PPGA Package)」とピン配列非互換のもの
     # (< 「1.70-Volt Celeron」(Core Stepping: cC0(CPU ID: 0686h)))とが、
     # それぞれ、混在していることになりますので
     # 別途、注意が必要になります。
     
     
    参考までに、
    PowerLeap社製「PL-Pro/II(Rev:B)」単体と
    電気的な親和性が、相対的に高いと考えられるプロセッサとの組み合わせを、以下に示しておきます。

     ・「2.0-Volt Celeron (Mendocino) (PPGA Package)」(Core Stepping: mB0(CPU ID: 0665h)(300A MHz〜500MHz)
      ※ 但し、533MHz版は除きます。

     ・「Mendocino(PPGA Package)」とピン配列互換の
      「1.50-Volt Celeron (Coppermine-128K) (FC-PGA Package)」(Core Stepping: cB0(CPU ID: 0683h))(533A MHz〜600MHz)
     
     
    注1:
     「PL-Pro/II(Rev:B)」(PowerLeap社製)は
     「Socket8>>370-Pin Socket(Legacy PGA370)変換下駄」ですので、
     上記以外の「FC-PGA Package」系プロセッサと組み合わせる場合には、
     「HCL-S下駄」((株)メルコ謹製)や「Neo-S370」(PowerLeap社製)といった
     「Legacy PGA370>>Flexible PGA370変換下駄」が、別途必要になります。

    注2:
     「Mendocino(PPGA Package)」の533MHz版を除いているのは、
     旧来の「Legacy PGA370」デザインガイドラインとは異なる
     過渡期的な仕様が一部に見受けられるため、
     その差異を十分意識していないプラットフォームによっては、不具合が出ることがあり得るからです。

     # また、「Mendocino(PPGA Package)」の533MHz版は
     # 消費電力的にもかなり高い水準ですので
     # もはや今となっては、アップグレードパスとしての魅力が
     # 非常に乏しいプロセッサであるといえます。
     
     
    なお、
    「PPGA Package」および「FC-PGA Package」系プロセッサと各種変換下駄との組み合わせにつきまして
    より詳細な情報を必要とされる方がもしいらっしゃいましたら、
    まことに僭越ながらではございますが、以下の小生の投稿を御参照くださいませ。

    「PC-98MMX化計画掲示板」
    「HCL-S下駄」の「ディップスイッチの設定」について
     > http://www.cham-reo.com/logsearch/archive/stage_3/mmx/sled09792.html

    とりあえず、御参考まで。
  11. Blau-Ritter さん   2001-08-10 00:07:34
    詳細な解説ありがとうございます。
    手持ちのPPGA533Mhzを使おうと思っていたのですが、解説(&過去ログの記事)を見る限りどうもうまくないようですね。
    まあ、PC98の話じゃないのでこの板とは関係ないことなんですが…溜息。

    >あくまで、一般向けとして
    >非常に簡潔な、割り切った分かりやすい説明が、時には必要とされることもあるからなのです。

    成程頷けるお話ですが、むしろインテルのリビジョンの破綻ぶりから行けば、
    私のようにかえって混乱する人間のほうが多いような気も…(汗