[10741]  K6-IIIとHK6-NV4・・・あと106Keyboardについて
投稿者:ぴすけす さん   2001-07-02 18:08:33
いつもRomさせていただいております。今現在私のマシンは
PC9821Xv13/W16で、

MRV-MX2のR15,R16を入替たものを使用し2.2V仕様のK6-III 450を
400で動かしております。 過去ログのほうを見て更にパワーアップ
させることの出来る感じだったのでまずHK6-NV4を購入いたしました。

実際にK6-III+450E+を600で動作させることの出来る人がいらっしゃった
みたいだし早速試してみようと思ったのですがいくつか疑問が出たので
よろしくお願いいたします。

1.K6シリーズについて

 今現在K6には+やらEやらE+やら色々種類がありますよね。過去ログを
 見た感じですと、

 [K6-2]→[K6-III]→[K6-2+]→[K6-III+]→[K6-2E+/K6-IIIE+]というように
 市場に投入され今現在ですとK6-IIIE+550が最高(最新?)のものと思って
 おりますがこれでまちがいないでしょうか?

2.実際にパフォーマンスに関して

 あと、色々試された結果なども探してみたところ、同クロックにおける
 スピードは

 K6-2 < K6-2+ < K6-IIIE+ < K6-III

 というのも見ました。つまりK6-IIIE+より前にに販売されたK6-IIIの方が
 はやいということですよね。
 (K6-III+とK6-IIIE+の差はかなり若干みたいですが)

3.600Mhzを導入するに当たって

 過去ログを見たところ450をNV4下駄を使用して600にて動作せたことの
 ある方はK6-IIIE+450を使用しているように見受けました。実際のところ
 K6-III450は使用できるもんでしょうか。私の所有しているものは
 K6-III450(2.2V)のやつなんです。ただ下駄を使用していない為に
 66x6 = 400でしか動作しておりませんが^^;;
 知りたいのはK6-III450の耐性はK6-IIIE+450と同じくらいなのかそうで
 ないのかということです。

4.Core電圧について

 電気についての知識があまりないためにCore電圧という言い方があって
 いるか疑問なのですが、私はMVR-MX2(改)を使用してCPUの周りにある
 8個(6個出したっけ^^;)のジャンパーピンを引っこ抜いてCPUに対して
 2.2Vの電圧をかけております。当初導入した時にジャンパーピンを
 引っこ抜かなかったらVRMユニットを通らずデフォルトの3.3VがCPUに
 かかっていたみたいでかなり焦りました。ここから質問なのですが、
 HK6-NV4は2.2Vの電圧をCPUに対してかけてくれるとログからみたの
 ですが、この下駄を導入する際にMVR-MX2を導入する前の状態に戻す
 必要はあるのでしょうか。つまりCPUの周りにある8個のジャンパーピン
 を再び差し込んでMVR-MX2を引っこ抜く必要があるかということです。

5.原発乗っ取りについて

 HK6-NV4 とK6-III(IIIE+)を使用して600Mhzをまずは達成させたいなと
 考えているのですが、仮にこれが成功したとして・・・この後にXv協定の
 ページなどにある「原発乗っ取り」の技術を用いて66Mhz -> 75Mhzに
 する事はかなり危険ですか?(半田作業は成功すると仮定して)
 実際に(75x2) x 3(3.5)等で安定して動いているかたはいらっしゃいます
 でしょうか。

6.下駄の位相について

 よくNシリーズの下駄のポストを見ていると位相が-2だとか+2だとか0だと
 かこのような言葉が出てきております。このような質問をしたらもっと
 よく調べろとお叱りを受けそうなのですが、HK6-NV4の中身には説明書も
 なく、過去ログからもよくわからなかったので聞かせてください。

 位相ってなんですか?(汗)

 これを-2だとか+2に設定するという行為はわかりやすくいうと実際に
 なんなのでしょう;;

7.106Keyboardについて

 私は98愛好者ではあるのですが98仕様のキーボードだけは使用し辛く
 NECから出ているDos/v配列の106Keyboardを使用しております。ただ
 このキーボードに変えてからというものHelpKeyを押しながら電源を
 入れてMenuを出すということができなくなりました(泣)これはキーボード
 を元の9821仕様の物に戻さないとだめでしょうか?というか、この
 キーボードHelpKeyがないのです・・・

長々と申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

  1. うにうに さん   2001-07-02 18:58:58
    はじめまして、うにうにと申します。
    1〜6は余り自信が無いので、7だけ。
    106KeyboardのHelpkeyは、Endと書かれた
    Keyだと思います。
  2. OSM さん   2001-07-02 19:43:04
    3についてですが、これは残念ながら平均的な耐性の差は大きいです。K6-III450(2.2V版)だと空冷で600駆動できる物はかなり少ないようです。500を超えて動作できれば、それなりにあたりCPUと言えそうです。K6-III+450ならあっさりと600駆動する物は多いようですが、空冷で600常用可能と言えるかどうか判断の厳しい物もあります。モバイル用ですから、アイドル時の発熱等が少なさに油断してると、過負荷時にダメージを受けます。これからの季節を考えると、あたりCPUでなければ、突然死の確立も高まる事でしょう。K6-III+500は450とさほど耐性が変わらない傾向にあるようなので、空冷600常用を考えるなら、K6-III+550orK6-IIIE+550を選択するのが吉です。まあそれでもオーバークロックである事に変わりは無いですから、全て自己責任の元にと言う事で。
  3. 真空管猫 さん   2001-07-02 22:30:27
    2.2VのK6-III/450については600MHz動作させた人っていましたっけ?っていう感じです。III+になると450でも550でも殆ど同じで高い確率で動きます。
  4. バイザー さん   2001-07-02 23:18:32
    >1

    その順番でよろしいかと思います。厳密にいうと現在流通している550MHzの物はK6-IIIE+になるかと思います。CPUのマーキングには「E」の文字がありませんのではっきりとはわかりませんが、K6-III+には550MHzのクロックは発表されていないと記憶しています。
    ただし今までにも有ったことなのですが、AMDで正式に発表されていないCPUも市場に出回ることもありますのでなんとも言えないですね。
    ちなみにAMDのニュースリリースです。

    http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr20083.html
    http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr20083.html

    >2

    大体そのような順番でパフォーマンスアップしていますね。
    ただK6-III+/E+とIIIとの差異ですが、私の所では大きな違いは感じられません。
    細かく検証なさっている方は全体的に見てK6-IIIの方がパフォーマンスが高いと判断なさっているようですが・・・
    実使用での差は殆どありませんよ。(と思います。少なくてもK6-IIIの方が極端に速いということはないかと。)
    K6-2/2+/2E+よりはK6-IIIシリーズの方が性能は高いことは確かですね。

    >3

    ウチで600MHzを達成しているのはN3/N4/NV4とK6-III+ 450、K6-IIIE+ 500/550MHzの組み合わせによるものです。K6-III 450MHzでは当たり物で550MHzでのWindows98起動までこぎつけたのが最高でした。(空冷での実験です)
    K6-III 450MHzでは500MHz駆動が限界だと思います。これはCPUコアそのものの耐性によりますね。

    >4

    下駄を使う場合はVRMを使う必要はありませんので、外した方がいいかと思います。
    その際は8個のジャンパはショートさせた方がいいでしょうね。でもこのジャンパに関してはマザーの個体差でジャンパピン無しのほうが安定する場合もあるようです。

    >5

    原発乗っ取りが危険かどうかは個人の判断によると思います。
    まぁどちらかというと「危険」と言わざるを得ないでしょうね。どの程度のクロック耐性が有るかは使っているマザーやPCIに増設しているボードにもよりますので何とも言えませんね。
    原発乗っ取り状態で下駄が安定するかどうかはやってみなければわからないでしょうねぇ。

    >6

    うーん、この辺がわからなければバルクの下駄を使わない方が無難なんですがねぇ・・・(汗
    入手なさったNV4下駄に説明書が無いのは当然ですので、この件についてはご自分で調査なさった方が無難だと思います。

    簡単に言うとCPUに供給されるクロックとメモリなどのシステムクロックの差を埋めるためのタイミング調整が位相ですね。(間違っていたら修正願います(ぉぃ))
    クロックマルチプライヤ下駄を使う場合には避けて通れない調整です。これはマザーその他の状況によって設定が変わってきますので実際に取り付けて調整します。

    お使いのXv13/W16でしたらNV4下駄は割と簡単に安定すると思いますので、もうチョット情報収集してチャレンジしてみて下さい。
    ちなみに実使用のレスポンスと言う面では直載せの方が快適な場合も有りますので、過度の期待はしない方がいいかもしれませんね。
  5. バイザー さん   2001-07-02 23:24:52
    >2.2VのK6-III/450については600MHz動作させた人っていましたっけ?

    これなんですが、Xv協定のZ会長が成功なさっていますね。
    #まぁちょっとイレギュラーな方法かもしれませんが(^^;)

    http://www.cham-reo.com/logsearch/archive/stage_3/mmx/sled00368.html
  6. KITAMOTO さん   2001-07-02 23:37:57
    すでに うにうに さんがお書きになられてますが,少し補足.

    手持ちの PC-9801-116(106 キーボード)で確認した範囲ですが.
    #SilverStar さんの「PC SQUARE掲示板」2000年08月21日(月)の引用です.
    ##いま PC-98 使ってないんです.(^^;

    セットアップ画面:リセット + End
    スーパーリセット:Esc + 9 + HELP(End)
    DOS のリフレッシュレート切り替え:GRPH(Alt) + 1 or 2

    大抵のことはできそうです.
    でも,DOS 上で FEP が呼び出せないんですけど.
    NT/2000 のコマンドプロンプトではできるのにねぇ.(--;
  7. ファイナル さん   2001-07-02 23:59:30
    1についてはK6-IIIE+550が最高動作クロックです。秋葉原で15800円前後
    2.実際にパフォーマンスに関しては書き込みの通りです。体感差はK6-IIIとK6-III+では同一周波数では判りません。ベンチ計測での世界ですね。
    3 >知りたいのはK6-III450の耐性はK6-IIIE+450と同じくらいなのかそうで
     ないのかということです。
    K6-III450の耐性は2.4V仕様では標準動作+50MHzが限界、発熱は凄まじいの一言
    過去に6個試しましたが500MHz動作は2個それも電圧2.5Vから2.6V
    ベンチしかとれません。常用は無理
    2.2V仕様でも標準動作+50MHzが限界、当たりロットで70MHz〜100MHzただし冬場限定
    発熱に関しては改善されてはいますがやはりヒートシンクはAthlon級が必要
    秋葉原で最初に発見した物(AKIBA PC Hotlineにて紹介)は466MHzでした。
    http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/991009/etc_k622v.html

    標準動作なら耐性に関しては共に差はないように思います。OCの場合試してなんぼ・・・です。
    4.>Core電圧について
    K6-IIIE+5502.2Vでの600MHz動作報告は結構見受けられます。物によっては666MHzも・・
    ただベースクロックが66.6MHzでは動作クロックに反してレスポンスは今ひとつが現実です。
    2.4Vでも作動させましたが(K6-III+450/600)怖い・・今は2.2Vで550
    6.>下駄の位相について
    N3.N4.NV4は擬似的ベースクロック状態でCPUを駆動させるので信号の微細な遅れが生じる
    そのタイミングの微調整がCPU位相設定、動作に不都合生じる場合設定を変更し
    アクセスタイミングの微調整をする。
    早い話、CPUのアクセスタイミングの波と一致させるわけ。音にもあるでしょう位相が一致すると音源が安定する・・・拡大解釈すればね。

    >2.2VのK6-III/450については600MHz動作させた人っていましたっけ?
    ゼータ氏がドライアイス冷却で達成!! 
    私は空冷で550MHzが限界でした。(MS500のK6-III)

     

     
  8. ファイナル さん   2001-07-03 00:04:16
    あら!バイザー氏が即にコメントを・・・失礼しました。
  9. ひばり さん   2001-07-03 00:22:16
    >うーん、この辺がわからなければバルクの下駄を使わない方が無難なんですがねぇ・・・(汗
    HK6-MD466-N3を持っていますが、バルクで無いちゃんとした製品の物でも、マニュアル内には、ディップスイッチの倍率や位相設定等の記述は無く、機種別に、2パターンの記述しか在りませんでした。
  10. OSM さん   2001-07-03 00:49:52
    >ゼータ氏がドライアイス冷却で達成!! 
    そうでした、空冷じゃなかったですね。失礼しました。
    うちでは4個買って試したものの、シングルペルチェで500まででした。
  11. バイザー さん   2001-07-03 01:56:55
    >マニュアル内には、ディップスイッチの倍率や位相設定等の記述は無く、機種別に、2パターンの記述しか在りませんでした。

    そうですね。確かに製品版にも「位相」という記述は無いのでわかりずらいですが、そこら辺の設定をマニュアルの記載以外に変更する時点で既に保証外の行為になりますから仕方ないですね。
    ちょっとキツイ書き方だったかもしれませんが、特にバルクの下駄を使う時などは情報は自分で集めてその上でトライするしかないですので敢えてあのように書かせていただきました。
    #ですので対応機種に入っている保証付きの製品を使った方が安心だし確実かと。

    ネット上で検索をかければ沢山の情報を得られますし、OH! PCのバックナンバーで調べることも出来ますね。
    ぴすけすさんは過去ログとかちゃんとお調べになっていらっしゃるので、もうチョット検索範囲を広げれば欲しい情報は入手出来るかと思いますよ。
    位相設定の実際は下駄のディップスイッチの変更によって行います。-3〜+3までの設定が出来ますが、それぞれの組み合わせで数値を変更する事も出来ます。
    実際どの位相が合うのかはやってみなければわからないので、試行錯誤の繰り返しになります。またその際にシステムが破壊する恐れがありますので、データのバックアップは必須ですね。実験用のシステムを構築しておくのもひとつの方法です。
  12. aya さん   2001-07-03 10:46:12
    >2
    L2キャッシュの性能うんぬん…という話があったと記憶していますが、体感で感じられる差だとは思っていません。

    >5
    Xv/Wの場合はオンボードの82557(LANチップ)の発熱も増えて、ヘタをすると自爆、なおかつM/Bを道連れにした例もあるようです。
    N3、N4、NV4下駄もそれぞれ処理できるクロック限界のようなものを感じました。ベースクロックが高すぎるとどんな位相でも安定しづらい、というように。少なくともウチでは85では常用の可能性を見出すことはできませんでした(^^;
    75ならなんとか、というところでしたが、ウチはメモリがかなり弱いので断言はできません。
    Wildcat機だったら、83x1.5x4の500MHz(K6-III)でも動いてはいましたが、それをやるくらいならN下駄かN2下駄の83x6.0の方が圧倒的にパフォーマンスがよかったので意味はないな(6倍以下なのである意味当然)、と自分では判断しました。
    まあ…大切に使いたいなら水晶交換はやめておきましょう(苦笑)
    VRMかL下駄を使ってK6-III 400MHz、直載せのがいいかもしれません。
    どうしても、という場合でもLANチップの冷却を強化してベースクロック70MHz程度で抑えておくのがいい…とか思います。
    基本的にはやらないほうがいいでしょうね、というのが個人的見解です(苦笑)

    自己責任が増えますからね。
  13. ぴすけす さん   2001-07-03 13:39:08
    皆様色々なご意見ありがとうございます。これらを読んでみた結果
    ・原発乗っ取りはやめる(笑)
    ・K6-IIIE+550をNV4下駄を使用して600にする努力をしてみる
    ・位相の問題についてはおおよそ分かりましたが、試すための環境が
     あったほうがいいとのことからMainで使用しているCドライブのWin98
     ではなくB DriveにインストールしてあるWin98環境で試す
    ・あとはまりもさんのプログラムの常駐に加えてIntelsatの使用も
     試みる

    等を試してみたいと思います。

  14. まりも さん   2001-07-03 22:02:01
    550-->600で行きますか。600MHz動作に耐えられなかった場合、Windows起動ドライブの
    データを壊したりすることがありますから注意して下さい。コストパフォーマンス的には、
    ベースクロック75MHz化が一番よいのですけどね。CPUもVRMもそのままでOKですし(^^;。
    体感的には、66*2*4.5の600MHzより速いような感じさえします。(+EでないK6-IIIの
    ほうが、L2もですが、メインメモリアクセスも実は速かったりします)
  15. ぴすけす さん   2001-07-04 15:29:45
    66*2*4.5 = 600Hhz(K6-IIIE+550/600) のよりも、75 * 6 = 450Hhz(K6-III 450)
    の方が体感的に速いですか^^;; 悩みます(笑)これに関してはXv13/w16の代わりの
    マザーボードなりを入手できたら試してみます。ただ・・・今現在の環境である
    66 * 6 = 400Mhz(K6-III450) と 66*2*4.5 = 600Mhz(K6-IIIE+ 550)とで
    ベンチマークではなく体感的にあまり変らないようであるならば当座はメモリ
    アクセスを速くする方向でいってみます。この辺はどうなんでしょう?

  16. aya さん   2001-07-09 12:01:22
    N3とかN4とかの下駄がかなりの遅さの原因になるので、K6-IIIでもK6-IIIE+でも直載せの方がやはり良好だと思いますョ。
    ベースクロックが違ったら比較としては…、と思って82x1.5*5=615MHz(N3)と82x6.0=496MHz(N2)で比較してみましたが、500MHzのが体感速度がよかったですね。危険ですけど(苦笑)