[15516]  PCBOX-n3とNOTE-PAC(98)H-2A/2Bのスイッチ設定
投稿者:総額7600円 さん   2004-08-09 09:16:40
 PCBOX-n3とNOTE-PAC(98)H-2A/2Bは,いずれも旧98ノートの110ピン拡張バスコネクタに接続するCバス拡張BOXですが,取説がないためディップスイッチの設定が不明です.ディップスイッチの設定内容をご存じの方はご教示いただけますと幸いです.

(1)PCBOX-n3(I・Oデータ)
 底面に10連ディップスイッチと6連ディップスイッチが1個ずつあり,設定を書いたシールがスイッチの脇に貼ってあるのですが,これだけではよくわからないのです.
 10連ディップスイッチSW1の1〜8は使用メモリ空間の設定ということであり,シールには ディップ■使用メモリ空間 の順に,
 1■80000〜9FFFF
 2■C0000〜C7FFF
 3■C8000〜CBFFF
 4■CC000〜CFFFF
 5■D0000〜D3FFF
 6■D4000〜DBFFF
 7■DC000〜DFFFF
 8■E0000〜E7FFF
と記載されているのですが,出荷時設定では1から8まですべてOFFとなっています.このシールの記載内容はどう読めばよいのでしょうか.どこか1つのディップをONにすると,そのディップに対応するメモリ空間が割り当てられるのかと思うのですが,そうすると出荷時にはどのメモリ空間も割り当てられていないということになるのでしょうか.
 また6連ディップスイッチSW2は,装着するCバスボードが24ビット対応か20ビットのものかを指定してやるもののようで,各スロットに対して隣接する2つのディップが ON-OFFの場合に24ビットということなのですが,20ビットのボードの場合はどう設定すればよいのでしょうか.

(2)NOTE-PAC(98)H(CONTEC)
 筐体側面内部の外付けFDコネクタ脇に10連ディップスイッチが1個あります.これまで見かけた型番の末尾が-2Aと-2Bとではディップスイッチの設定が全く異なっていて,それぞれ左から,
-2A:ON-OFF-ON-OFF-OFF-ON-OFF-ON-OFF-OFF
-2B:OFF-OFF-OFF-OFF-OFF-OFF-ON-OFF-OFF-OFF
となっていました.これら10個のディップはそれぞれどういう意味を持っているのでしょうか.
  1. たかや さん   2004-08-11 18:58:58
    NOTE-PAC(98)H-2B/4B(CONTEC)の取説があるので、一部抜粋して表記します。
    > 筐体側面内部の外付けFDコネクタ脇に10連ディップスイッチが1個あります.これまで見かけた型番の末尾が-2Aと-2Bとではディップスイッチの設定が全く異なっていて,それぞれ左から,
    >-2A:ON-OFF-ON-OFF-OFF-ON-OFF-ON-OFF-OFF
    >-2B:OFF-OFF-OFF-OFF-OFF-OFF-ON-OFF-OFF-OFF
    >となっていました.これら10個のディップはそれぞれどういう意味を持っているのでしょうか.
    左から順に1,2,3,4,5,6,7,8,9,0で、2Aであった9と0は2Bでは削除されています。
    2Bの取説には9,0が削除されているため説明がありませんでした。
    ディップスイッチの1-4が拡張スロットに実装するボードにスイッチレバーがあるかないのかとさらに
    スイッチレバーがどのような状態なのかを設定。(実装できるボードについての注意書きがあります。)
    スイッチレバー使用する
           NOTE-PAC(98)H-2A,-4A   NOTE-PAC(98)H-2B,-4B
              ON ■   ■     ON ■ ■ ■ ■
              ↑   ■   ■     ↑        
                1 2 3 4       1 2 3 4
           スロット 1 3 2 4  スロット 1 3 2 4
    対応しているビットをON

    スイッチレバー使用しない
           NOTE-PAC(98)H-2A,-4A   NOTE-PAC(98)H-2B,-4B
              ON   ■   ■     ON        
              ↑ ■   ■       ↑  ■ ■ ■ ■
                1 2 3 4       1 2 3 4
           スロット 1 3 2 4  スロット 1 3 2 4
    対応しているビットをOFF

    ディップスイッチの5が接続するパソコンの機種(CPU)を設定します。
    386/486シリーズCPUがONで、V30シリーズCPUがOFFになります。
    ディップスイッチの6,7がアクセスするメモリアドレスを設定します。
    C0000H-DFFFFHに対するアクセスを許可する場合、ディップスイッチの6をON。
    80000H-9FFFFHに対するアクセスを許可する場合、ディップスイッチの7をON。
    メモリアドレスに対するアクセスを許可しない場合、ディップスイッチの6,7をOFF。
    ディップスイッチの8は、ON固定になっています。
  2. 総額7600円 さん   2004-08-12 17:22:50
    たかやさん,ありがとうございます.お手数をおかけして申し訳ありませんでした.
    手元のNOTE-PAC(98)H-2Bのディップスイッチがなんか変になっているのは,ジャンク屋の店先でいじくられたためかもしれません.