あの・・・そもそもCPU供給クロックと、タイマ・シリアル・キーボードなどへの
システムクロックが共通である機種のことを"非分離型"などと称するわけですから、
20MHz化の時に31.xxxxから載せ替えた39.xxxxMHzが、まさにそれです。
そいつがCPUクロックとシステムクロックを共にまかなっています。

>シリアル・キーボードなどのクロックオシレータはどれなので
しょうか(^^;;

確か、キーボードのオシレーターはキーボード本体を分解すると有るはずです。
シリアルはソフト制御になるはずです。と昔のＩＯか何かの別冊本に書いてありました。

　どもどもっ☆土野明日香です。

>>１：クロックは非分離型ですか？(おそらくクロック非分離だと思うが…)

　そうです。
　ただし、元々USはi386SX/20MHzとして開発されたため、20MHzにしても追従できるような回路が残っています。恐らく7A7と7A4のチップ抵抗を動かして20MHz化したのだと思いますが、それだけで20MHzになるのも、この回路のおかげです。
　しかし、これは８MHz系を5MHz系にするための回路ですから、これ以上にクロックを上げるとタイマやRS-232C、キーボードなどの同期が狂ってきます。

>>２：非分離な場合、シリアル・キーボードなどのクロックオシレータはどれなので
しょうか(^^;;＜USには５つのオシレータが乗ってますがどれがどれだか…

　シリアルはメインクロックから生成していると思います。
　ですから、キーボード側も上げて、それに対応するしかありません。
　なお、RS-232Cの場合には、ソフトで誤魔化すことも一応は可能です。
　
>>３：ＦＡ以前の古い９８を対象にしたクロックアップの記事があるサイトってありませんか？

　INETは知りませんが、昔のNiftyには、こういう話はたくさんでていました（というより、それをまとめて書籍を作っていた、という方が妥当ですね）。

皆様、回答ありがとうございます(^^)
うむうむ、FA以前の機種のクロックアップは難しいとは聞いていましたが、まさに
そのとおりですねぇ(^^;
↑現在はジャンパやBIOSでクロックアップできるから楽な時代になったもんだ(笑)

とりあえず、レスから推測する限り、USのマザボ上で関係のあるオシレータはクロック
を生成する39.xxxMHz(２分周)だけですね。あとはキーボードと。

多分ですが、RS-232Cは使用しないと思うので、コイツのタイミング変化は無視すると
して(^^;; キャラクタベースＯＳにとってキーボードが使えなくなるのは非常に困り
ますね。

今時、旧世代９８クロックアップ記事を扱った書籍を見つける事はほぼ不可能に近い
かも…。古本屋にでもあたってみようか(^^;

やっぱり、これもPC-9801USに対する「愛」ですかね(爆) ＜時には優しく、厳しく(^^;

＞ＦＡ以前の古い９８を対象にしたクロックアップの記事があるサイトってありませんか？

HALLO!PCという雑誌で、少し前まで「PC98パワーアップ道場」という連載がありました。これをまとめて「PC98パワーアップ道場」（￥1400）という本が出ています。ちなみに「USでWIN95が使えるか？」という記事が出たときには、ソフ○ップの店頭に20台ぐらいあったUSが一瞬のうちに消えてなくなったことを覚えています。その次の号で結果が出てましたが、「まともに使えない」という内容だったので、慌てて買った人には気の毒だった気がします。