[23865]  動作報告(SUPERCHANPON2X-PCI)
投稿者:zaf さん   2006-05-26 00:56:10
玄人志向の SUPERCHANPON2X-PCI の動作報告です。

製品情報はこちら
http://www.kuroutoshikou.com/products/etc/superchanpon2xfset.html

大熊猫さんの
SiI3112&SiI3512 非公式 PC-9821BIOS Version α2.1
をAT互換機で書き込み、まりもさんのCHACHA1.95と組み合わせて
動作させました。
#もっとも、動作に使ったRa300はいろいろ怪しい状態ですが(^^;)

動作機器構成はこちらの
http://macky.s13.xrea.com/imageclip/bbs.cgi

これをご覧いただくとして
http://macky.s13.xrea.com/imageclip/img/231.gif

予想以上にHDDのアクセス速度出ています。といっても値はけっこうばらつくのですが、この程度の値が何度か出ますから、まぐれ ってことは無いとは思います。 HDDのRW時の負荷もそれほど高いといった印象は無いです。

2台しかストレージつなげないのがちょっとですが、ひょっとしてPort Multiplierがつかるんでしたっけか?

ATAPIに関してですが、P-ATAのポートに Super Multiなドライブをつないでみたのですが、Win98/Win2K/DOS6.2(ABCD.SYS)から、見えないですので..
SATAに変換するチップが対応してないのかしら? ちょっと不便ですよね。一応IDE-1394な変換板が余ってるのでそれでつないでおこうと思ってます。

この板の場合、プライマリーがPATAでセカンダリーがSATAなので、メインHDDをSATAにして使っているところへ、PATAにHDDを使いしたりするとW2Kが起動できなくなります(^^;)とりあえず、BOOT.INIでrdiskの項目を両方用に用意してあるのでそこで選べば大丈夫なんですけどね。 逆の方が良かったですねぇ。

#余談
書き換える前に元に戻せるかが心配で98に書き換える前に、SiI3112のBIOS自体を最新版に更新してみようとDLできるところ探したんですが、意外と無いもんですね。一応、元のCHANPON2Xより新しいのを見つけられたんで、ついでにそっちに代えてみましたが...
どる仲にもちょっと書いたようにBXやAporoProなマザーであんなに苦しむとは思いませんでした(汗 一番あっけなく動いたのがPC-98+CHACHAだったり(笑
  1. 大熊猫 さん   2006-05-28 20:31:52
    わざわざ報告ありがとうございます。HiNTブリッヂの下でも結構出てますね。

     ATAPI機器についてですが、SiI3112にATAPI機器を接続するのはお勧めできません。
    このあたりのボードでPIO転送はHDDでせいぜい2MB/sくらいと、PIO-mode4の
    理論転送速度16.6MB/sに全く届きません。(DOSリアルモードでHDB98で計測)
    はっきり言って内蔵IDEの方が速いくらいです。
    少なくともPC-98でSiI3112に接続したATAPI機器はWindowsでPIO転送になって
    しまいますので、SCSIとかIEEE1394とか内蔵IDEに逃がして頂くのがお勧めです。

    Port Multiplierですが、試していないので断言は出来ませんが、SATA IIからの規格で、
    特に拡張された部分を使っているものですので、動かないような気がします。今度一応調べてみます。
  2. zaf さん   2006-05-28 23:12:55
    ATAPIの速度は出ないのは了承済みだったのですが、認識くらいしてくれれば、いざというときや再インストールの時程度には役に立つのかと思ったのですが...ちょっと前のX20なCD-ROM等も2台ほど試してみましたが、まったくだめみたいです。

    >Port Multiplier
     し、しまった(汗 3112ってSATA-IIぢゃないですね。スイマセンわたしの早合点でした。
  3. 大熊猫 さん   2006-05-29 00:15:41
    うちで動作確認したのはNEC NR9200AをSYBAのドングルで変換したやつでした。
    それがその当時トラブルのもっとも起きにくい組み合わせでしたので。(^^
    ただし、再起動後に割り込みが入ってこなくて落ちますので、Windows98の
    フルインストールで動作検証したときは、再起動時に電源OFF->ONしたものです。
    この件などは後継のSiI3512だと相当改善するんですが。

     ちなみにデバイススキャンはATAPI機器に関してはほぼ飾りですので、
    その後の動作可否とは無関係ですのでお気になさらなくてOKです。
    しかし、ABCD.SYSで接続位置を指定しても駄目で、Windowsでも認識できないと
    いうことでしたら、Marvellの変換チップとドライブの相性問題の可能性があります。
    SATA-PATA変換チップのATAPI対応というのはATAPI機器でDMA可能という意味でして、
    PIO転送はATAPI対応と明言していなくても変な相性問題が無い限りにおいて動きます。
    SiI3112ではATAPI機器がDMA転送で動く場面がありませんので、基本的には
    ABCD.SYSおよびWindowsのドライバのいずれでも動作できると期待できます。
    # ちなみに何とかぎりぎり動いているような組み合わせだとCDSPEEDとかで落ちます。

     上記の相性問題の具体的な意味は、リセット後全く割り込みが入ってこないとか、
    DMA転送が全く出来なくなるとか、不良ドライブの状態となってATA規格の通常の
    手段で戻って来れなくなってしまう組み合わせをいいます。

    > 認識くらいしてくれればいざというときや再インストールの時程度には役に立つのか
     本来ならそう動いてくれないと困るので、IEEE1394でDOSで動かないかなと
    いじってみたのですが、なかなか難しいです。それが出来ると外付けで付け替えが
    楽になるんですが。
  4. zaf さん   2006-05-29 19:37:24
    >ATAPI関連
     いろいろ解説どうもです。AT機のW2KやW98でも同じく何も見えずですんで、おそらくこれに載ってる変換チップは非対応ってことなんでしょうね。

    >本来ならそう動いてくれないと困るので、IEEE1394でDOSで動かないかなと-

     私もSBP2ASPI.SYSやUSBASPI.SYSで挑戦してみましたが今のところまだダメですね。まぁ、CD読めなくてもLANさえつながれば大丈夫なので実用上問題ないですが、必要でないけど動かしたくなるのが悪い癖で(^^;) もうちょっと私も悪あがきしてみます。