[23582]  61SIMMは2MBを超えることができるか?
投稿者:シエル さん   2005-11-07 15:07:21
いまさらながら61SIMMの話ですが

メルコのXMC-2000Aのような1Mbitチップを16個使っているSIMMを、同じピン数の
4Mbitチップにまるごと張り替えるなどして8MBのSIMMを作ることは可能でしょうか?
(無論、データシートなどでアドレス線などを確認した上で、ですが・・・)

61SIMMを使う98での4Mbitチップへの対応自体は後期型の61(互換)SIMMは4Mbitチップを
4個使って2MBを実現していることから可能だとは思うのですが、SIMM側に必要な線が
きていない可能性が高いので、直接端子に結線する必要があるとおもいます。

あと、61SIMMのピンアサインって分かりますでしょうか?JEDEC規格SIMMのほうは
すぐに分かりましたが、さすがにNEC独自規格のほうは検索してもわかりませんでした。

そもそも、普通4枚くらいは増設できるのでそんな必要はないせいか、誰もやらないでしょう
が(汗

仮に8MB 61SIMMが出来たときの使い道?PC-9801USに載せますよ!
  1. tsh さん   2005-11-07 15:30:46
    >61SIMMのピンアサインって分かりますでしょうか?

    載っているとしたら、UnDocなどのPC-9800のハードを解説した本に可能性はあると思います。

    >仮に8MB 61SIMMが出来たときの使い道?PC-9801USに載せますよ!

    本体のSIMMソケットにアドレス線自体が来ていないような気がするのですが、、、コストとパターンの削減のためni(撲殺
  2. かねやす@サボり中 さん   2005-11-08 16:54:35
    できません。アドレスも来てない上に、61SIMMはパリティを正しく生成できないと
    即効で「PARITY ERROR」が発生します。しかもパリティは搭載されるSIMMの量に
    よってメモリブロックのデコードが捻られているようでこれを理解するには
    PC-9801のITFから判断するしかないようです(カウント中に何度かメモリコント
    ローラに対してIOが切られているのでハードではなくソフト的に制御が変えら
    れているのは確か)。
     そのことから察しがつくとおり、たとえメモリローカルバスからですら手も足も
    出ません。

    例外はPC-9801DXだけで、こいつには80286のバスがそのままバッファだけ通して
    直結されてます。
  3. KAZZEZ さん   2005-11-09 12:03:23
    アイオーの親亀に標準搭載されている抜いちゃだめSIMMですが、
    小亀が61SIMMの親亀(FA用など)の場合は、抜いちゃだめSIMMも61SIMMと互換性がありそうでした。
    少なくとも抜いちゃだめスロットに普通の61系SIMMを搭載したら2MBだけ認識しました。
    # ただしその場合、次の61SIMMスロットとの間にメモリアドレスの隙間ができるため
    # それ以降のスロットは認識しなくなります。

    そういう意味では2MBを超える61SIMMなのかと思ってちょっとやってみたのですが、
    FA34に搭載されていた4MBのSIMMを、別機種(H98)のNEC製親亀に搭載しても、
    2MBしか認識しませんでした。
    ワークエリアのメモリ情報を強制的に書換えてもHIMEM.SYS /TESTMEM:ON が
    エラーを返しましたので、仰るようにアドレス線自体が来ていないような印象を受けました。

    この61系抜いちゃだめSIMM(4MB)は、一枚おきに差せば61SIMM 二枚分として認識する
    ような噂も聞いた気がするのですが、親亀にもよるのでしょうか??

    あとはUSやDXなんかではどのように振舞うのか気になりますが、私は持っていません。
  4. シエル さん   2005-11-09 21:14:59
    >かねやす@サボり中さん
    とレスをいただいた皆様、ありがとうございます。

    これだけスパッと斬られると、気持ちよくあきらめがつきます。(^^;

    2MB以上の61SIMMは、アイオーもメルコも「PC-9801-61R互換」というしがらみがある
    せいで、技術的には可能でもあえて作らないだけかと思っていました。
    本当に技術的に不可能だったのですね・・・

    PC-9801USという機体の魅力は何でしょうね、Cバスを載せた386以上の唯一コンパクト
    デスクトップとして、微妙な改造難易度の高さとして、何かひきつけられるものがあります。

    うちのPC-9801USはIBM486SLC2を60MHz駆動して、HDDも2GB頃載せて(REI使用)、Cバスも
    アイオーのセカンドバス規格に思う存分あやかってますが、メモリだけはどうしょうも
    ありませんね・・・(せいぜいCバスメモリ+カードメモリで合計14.6MBにするくらい)

    マメ知識?:カードメモリは遅い遅い言われてますが、ベースクロック30MHz下のUSでは
    Cバスメモリとベンチ上では同等です(アイオーのINSPECT使用)、でも内スロメモリとは
    比較にならないですが(汗
  5. KAZZEZ さん   2005-11-10 12:34:01
    > ベースクロック30MHz下のUSでは
    98NOTE用カードメモリ搭載可能な機種ではベースクロック20MHz以下しか無いと思います。
    私はINSPECTを使ったことは無いのですが、キャッシュなど計測法に問題は無かったでしょうか。

    > メモリだけはどうしょうもありませんね
    用途は何でしょうか。NOTE板でも触れましたがWindows3.1でしたら、
    内部プロテクトメモリが3MBあれば工夫次第でそこそこ快適だと思います。

    うちではIBM486SLC2-50MHz搭載のRX(内部3MB+Cバス8MB)で、
    遅いCバスメモリをディスクキャッシュやスワップメモリ専用(IOデータの場合)に
    割り当てることで、遅いSASI-HDD上で動くWin3.1が、そこそこ快適に動いています。
    # ワープロなどの総合力を見るベンチWinTachで、
    # 486DX-33MHzでメモリ8MBのAT互換機と同じくらいのスコアをたたき出しています。

    しかし95とかでしたらメモリに負担が掛かるのでどうしようもないと思います。

    > これだけスパッと斬られると、気持ちよくあきらめがつきます。(^^;
    個人的には未練がましく3.のような実験したせいで、なんか諦めが付きません・・・(^^;
  6. けいいち さん   2005-11-12 23:03:37
    諦めきれないのであれば、マザー上に乗っているメモリチップを剥がして増量実装すれば?
    まさかアドレス線が1MB分しか来ていないということはないでしょうから。