Xv/WならMVR-MX2利用でもゲタ利用でもK6-IIIを載せるにあたって、まず電源容量不足の心配は無いかと。Xv/Wの電源に書いてあるDC OUTPUT値(5Vと12Vの合計電力）は145Wか150Wの筈です。Delta製ならDPS-200シリーズの筈ですが、定格は200WのところをJustyやオウルテックはこれと同系の電源を250W電源として販売していますので、マージンは広そうな気がします。

私の場合、Xv/Wよりも50Wは電源容量の小さいXa/WでN3ゲタを利用してK6-IIIを500MHz動作させ、HDDを２個内蔵していますが、問題は特に出ていません。

参考までに。

Xv20/w30
CPU PL-K6-3/98 + K6-3（2.4V）(Memory 96M)
HDD IBM DPTA-372050
IBM DPTA-351500
FDD GENERIC NEC FLOPPY DISK
CD(R) TOSHIBA CD-ROM XM-6402B
MEMOREX CD-RW2224
PCI　GA-VDB16
UIDE-98M
USB-PCI
Cバス WaveStar
ICM IF-2769
CRT Iiyama A702H(サービスコンセントより電力供給)

な環境で使用していますが、電源不足に陥ったことはありません。
ＣＤ−Ｒもとりあえず順調に焼けています。

うわっ。
なんか、見にくくなってすいません。
１行ずつ空けるべきでした。

　上記の方々が仰っている様に問題無いとは思いますし、又シャムねこさんがなさっている様に必要電力量を計算するのが 1 番良いと思います。
　しかし僕は同じような不安を過去に抱いて、結局 400W ATX 電源を買いました。ENERMAX 社の EG401P-V(形状は ATX-D) です。Xv/w の電源取りつけ部分は後ろのパネル部分が割合大きく開いていますので、電源側のねじを外す事で特に大きな加工はしなくとも搭載できました。
　必要があったかと言われると悩む所ですが、個人的には大変満足しています。予備のパーツを持つ事自体は良い事ですので、この際新たな物を購入するという手もあると思います。
　趣味で使っていらして電源が壊れても修理期間を待てる方ならば全く必要無い情報ですね。その場合は無視して頂くと幸いです。

Xv/W型番の電源ユニットは200Wクラスのものが使われている筈です。
(大抵はDELTA製で、ロットによっては異なるメーカの場合もある)
DELTA製200W電源であれば各電圧毎の出力容量は
　+5V:24A，+3.3V:11A，(但し+5V/+3.3V合計で126W以下)
　+12V:6A，-12V:0.7A，+5Vs:0.1A
となっています。(電源ユニットに記載あり)

内蔵デバイス用の電源もマザーボードへ供給しているものと共通なので、全部の負荷を合計して上記の値以下にしておく必要があります。

K6-III 400MHz(2.4V)の消費電流はAMDのデータシートに載っていますが、
　コア部の消費電流 : Max 12.4A (Vcore 2.5V)
となっているので、+2.4Vで使った場合には 12.4*(2.4/2.5)=11.9A Maxと推測できます。
+5Vから2.4Vに変換する下駄を使った場合、下駄の効率を90%と仮定すると+5V側の消費電流は 11.9*(2.4/5)/0.9 = 6.4Aとなり、最大でも 6.4A程度の増加なので上記 +5V:24A の電源容量からすれば問題ない筈です。
但し+12Vの出力容量は6Aなので、回転もの(HDDやCDドライブなど)の増設時には注意が必要です。