[20098]  ST318452LW + SC-UPU2 動作報告(PC-9821Xa7)
投稿者:hata さん   2002-10-07 01:34:33
先日こちらでU160SCSIについてお世話になったhataです。
その節は、皆さんありがとうございました。

本日はご報告にあがりました。
まず、SC-UPU2はカタログ上は10月号に記載されていますが、生産完了していてメーカー在庫がなく入手に苦労いたしました。
また、SEAGATE ST318452LWもメーカー欠品中で生産予定なしでした。
そんな中、kakaku.comで販売店を選び、ネジ10ケサービスと端数値引きを交渉し、Justy GCWF-160Aのケーブル、DHC-07BLのHDDクーラーとともにSC-UPU2とST318452LWを〒・消費税込56kで購入いたしました。
このケーブルはスマートケーブルタイプで、空気の流れやとりまわしはよさそうですが、性能的にはフラットの方が良かったんでしょうね。
ただ、このままPCの筐体のふたをしめるとふたとHDDの隙間が非常に少ないので、ふたに穴をあけるなどしたほうがよさそうですね。
もしくは吸気ファンを増設するとか…。

PC-9821Xa7にHDDを取り付けるのは側面のネジでできないので、HDDクーラーとともにHDDを共締めする方法がなく、考えた結果、HDDを2段積みにするアイオーデータの鉄板HDK-DBの真中をハンドニブラでくりぬいて、HDK-DBにHDDクーラーとHDDをワッシャで1mmほど持ち上げて取り付ける方法でうまくいきました(^_^)。
これだと、HDDクーラーの風が下のHDDにあたるので(熱風ですが)、下のHDDも冷えてくれないかな?

で、音のほうですが、このCPUクーラーは26dBAということで、CPUファンの音にまぎれてまったく聞こえませんし、チーターもコン・コンと時々気になる音がするものの連続アクセスではやはりCPUファンの音にまぎれてしまう程の音で、IBM DDRS-39130Wよりも静かなぐらいでした。

熱はIBMより熱く、ずっと触っている我慢の限度ぐらいです(部分によっては30秒ぐらいで火傷しそうで手を離してしまいます ^^;)。

今回は、49GB(4ドライブ13パティション)で使っていた環境を18GB(1ドライブ7パティション(ただし2つはPlamoLinuxなので実質は5パティション))に縮小する必要があったので、Windows98をインストールするパティションをFAT32にすることにしました。ところが、Win98はアップデート版しか持っていないので、ブートしたドライブにしかインストールできず、FAT32のドライブでブートするにはDOSを入れるわけにいかず、結構苦労しました。

それから、メルコのDSC-U40GTVに付属していたパティションアクティベータはチーターにも使えました。したがって、DOSで見えないFAT32,LinuxNative,LinuxSwapのパティションを除き、4つのパティションをFAT16でアクティブにできました♪。

ところで、高級なHDDを使用するのが初めてで、英語の説明書を見ても、設定がよくわからないのでデフォルトにしておりますが、間違いがあったらご指摘ください(「●」がデフォルト)。
【(1)Single-Ended I/O】
○Forces single-ended operation.
●Alows the host select either single-ended or LVD operation.
【(2)Delay Motor Start】
(valid only if the Remote Motor Start jumper is not connected)
○Disable Delay Motor Start.
●Motor start delay equal to the SCSI ID multiplied by 12 seconds.
【(3)Remote Motor Start】
●Disable Remote Motor Start. The drive starts according
to the Delay Motor Start option.
○Enable Remote Motor Start. The drive waits for the Start
Unit command from the host before starting the spindle motor.
【(4)Write Protect】
●Write Protect= Off(enables writing)
○Write Protect= On (disables writing)
【(5)Parity Check】
●Enable parity check
○Disable parity check
【(6)Terminator Power】
●Termination power to SCSI bus
○Host adapter or other device provides termination power
to external terminator

SC-UPU2のオートターミネータの機能を殺していなかったら、(6)の設定は下の方でいいのかなぁ?
モーター関連がさっぱりわかりませんのでご指導くださいませm(__)m。

現在は
I/F(内部LVDコネクタ)====U160HDD====UW-HDD=====ターミネータ
(外部SEコネクタ)=====U-SCSI:CD-R/RW=====U-SCSI:GIGAMO=====ターミネータ
(内部SEコネクタ)空き
という接続で、ケーブル付属のターミネータのほかUW-HDDのターミネータも有効になっています(いずれUW-HDDは取り外しますが)。

現在はまだ、環境を移行しきれていませんので、LVDのラインにUW-SCSIのIBM HDDを接続しています。
それでも以下のような結果で、IBMのUWと比較してものすごく早く、AUTOEXEC.BATで大量のファイルをRAMディスクにCOPYしているMS-DOSのブートがU-SCSIの時30秒前後かかったのが、UW-SCSIにして15秒ぐらいになって喜んでいたのが、なんと6秒でブートしてしまいます。Win98のシャットダウンも3秒でできるようになりました。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Processor AMD K6-2+ 547.41MHz[AuthenticAMD family 5 model D step 4]
Cache L1_D:[32K] L1_I:[32K] L2:[128K]
Memory 63,900 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
SCSI = I-O DATA SC-UPU2

ABCDJ = SEAGATE ST318452LW Rev 0004
Read Write RRead RWrite Drive
24133 19346 15638 17886 C:100MB

EFGH = IBM DDRS-39130W Rev S71D
Read Write RRead RWrite Drive
8744 8573 4151 4016 H:100MB

気を良くして、IBMを取り外して測定しなおしてみました。

【ST318452LW】
Read Write RRead RWrite Drive
25104 20257 15915 18364 C:100MB

おかしなことに少しも早くなりません。
外付けのU-SCSI機器が障害になるのかと考えて外してみましたが、

Read Write RRead RWrite Drive
22040 15433 15763 18191 C:100MB

かえって遅くなっています。

これはどうしたことでしょうか?
50MB/sぐらい出るのかと思ったのに何がまずいのでしょうか?
  1. Feldlotos さん   2002-10-07 08:48:55
    >50MB/sぐらい出るのかと思ったのに何がまずいのでしょうか?
    いくらなんでもここまで出るわけはないと思うのですが・・・(^^;

    Xa7の場合、チップセットがVLSI Wildcatですから、PCI転送速度自体がかなり低いです。(正確にはチップセットが悪いわけではなく配線が悪いんですが)
    ですから、PCIバスそのものがボトルネックになって、思ったほどの速度が出ません。
  2. バイザー さん   2002-10-07 13:25:39
    まずは動作報告ありがとうございました。

    山猫機の場合はそのチップセットの性能により、U2WのH/Aにて性能を生かし切れるHDDはDNESあたりが限界のようですね。
    それ以上の転送速度性能を持ったHDDはその特性を生かし切れないようです。まぁ工夫次第でセッティングを詰めることは出来るでしょうけどね。
  3. いーとん さん   2002-10-07 14:53:36
    SC-UPU2 の BISO 設定で Wideを有効にされていないんじゃないですかねぇ?
    ★DDRS の値ももう少し速くても良さそうな気がします。
  4. cdp-r1 さん   2002-10-07 14:56:19
    6のターミネーターパワーは、SCSIのターミネータの有効無効とは
    まったく関係ない設定なのでこのままが良いと思います。
    (大嘘で、ターミネータがターミネーションを有効にするための電力を供給するという設定)

    あとは、DISK使用量のもんだいで、、Fat32やNTFSで一括でとって、中身が空っぽ
    の状態はどれくらい出るか、、ということで、限界が見えるかと。

    あと、大変失礼ですが、HDDの冷却は不十分かと思います。
    特に、HDDの熱風をあてるようでは、、さらに熱をもらってしまい、HDD故障の原因になるかと。
    基本は、冷気を送風するわけですから、たとえばCDROMを内蔵するのをあきらめて外付けSCSI
    などにされて、5インチドライブなどにファンをつけて内蔵されるのがよいかと。
  5. Kame さん   2002-10-08 00:01:42
    SC-UPCI系の板はHDBENCHでの数字はあまり稼げない傾向があるので、チップセットが
    WildecatでCPUがK6-II+だと数字は期待出来ないかも(CPUパワーが足りないと数字が
    出ない傾向があるような)。
    CPUをK6-III+にして、L3キャッシュをきちんと付けて、更にRainを使用してみると、
    見た目の数字は稼げるかも知れません。
  6. D.WOLF さん   2002-10-08 08:05:20
     このHDBENCH時のドライブ指定をC:からA:に変えたらどうですか?
     (もしドライブレターをAT互換にしていたらごめんなさい)
  7. かわのべ さん   2002-10-08 12:58:14
    >●Motor start delay equal to the SCSI ID multiplied by 12 seconds.
    こんな機能があるんですね。HDのSCSI IDが0でないなら、Disable Delay Motor Start.にすると
    起動が早くなると思います。たぶん2台なら起動時の電源負荷は問題ないでしょう。
  8. hata さん   2002-10-08 13:13:20
    みなさん、たくさんのレスをありがとうございます。

    >Feldlotos さん
    教えていただきて初めてチップセットを意識し、過去ログを読み漁りまくり、430HXを搭載するXv/W,Xa/Wなら速度が充分に得られるという結論に達しましたが正しいですか?うちのXa7は/Wかどうか分からないのですが(CPUクロックのてい倍ジャンパがM/Bに付いている型)、リセットボタンがあるというのはWildcatなんだそうですね(Wildcatがよく目にする山猫と同義語であるとはじめて理解しました ^^;)。Xa13が貰えるという話があるので、本体ごと交換というのも視野に入れておきたいと思います。
    PCIがボトルネックだと教えていただくまでは、あまりにうわさと異なる静けさ(むしろCDRW-SX124の方が大きい音のような…)なのも手伝って、ジャンパスイッチの設定が不明瞭なスピンドルが設定不良で15000rpmまわっていないのかと思っていました。
    PCIバスの仕様はバス幅32ビットで動作周波数は33MHz。最大データ転送速度は133MB/sですからU160は無理でも、U2Wなら充分に性能を発揮できる仕様なはずなのに、Wildcatの場合は擬似PCIと考えないといけないのかな?
    そういえば、アイオーデータの製品紹介でV166,V200はI/Fの能力を生かしきれないという記述がありましたが、このことだったんですね。

    >バイザー さん
    逆にいうと、Xa7ではI/Fボードの能力が100%出しきれるのはSC-UPCIまでで、それ以上(LVD対応ボード)は1〜2割でも高速にしたい人以外は不要ということですね?
    ただし、HDDに関しては高回転でないとUWでもSC-UPCIの能力を使いきれなず、U-SCSI,UW-SCSI,U160SCSIなどの形式よりも回転数が支配的って感じですね。。
    今のマシンだと、I/FのLVD端子にU160とUWを1本のケーブルで混在させてもデメリットが無いというメリットがあるとも言えますね(^^;)。それ自体がデメリットなのだともいいますが(爆)。

    >いーとんさん
    SC-UPU2のBIOSはちゃんとWide転送可にしておりますが、DDRSはもっと速いもんなんですか?

    >cdp-r1 さん
    ターミネータの件ありがとうございます。
    DDRSはターミネータ(SE用)有効にしているは、ケーブルにもLVD用ターミネータが付いているは、cheetahのターミネーションパワーはあるは、今の状態だと、ケーブルのターミネータとDDRSのターミネータが並列になったような感じでインピーダンスが半分になってしまうのだろうかとか、頭が混乱しておりました(^^;)。

    ところで、HDBENCHではパティションのサイズに速度が大きく依存するんですか?
    現在は18.4GBの内訳は
      ・A:2047MB(FAT16)  :MS-DOS5.0A-H
      ・B:2047MB(FAT16)  :MS-DOS6.2
      ・C:残り全部(FAT32) :Win98
      ・LinuxNative:1023MB :PlamoLinux2.1
      ・LinuxSwap :128MB :PlamoLinux2.1
      ・D:2047MB(FAT16)  :データ用
      ・?:2047MB(FAT16)  :データ用
    のように切っております(なぜかplamoは起動できませんが(焦))。
    今までの経験上は十数GBの大容量のFAT32のドライブよりもFAT16の2GBのドライブがベンチで少しいい数字を出していました。
    ただ、実際に使用する切り方で速度が出ないと意味が無いので、…というか、インストール作業をすでに数十時間費やしているので、1パティションにして計測することは既に出来なくなっております(^^;)。

    冷却については温風が当たるのは、上にあるcheetahではなく下のDDRSで、温風といっても、DDRSの表面温度よりははるかに低いので、何も当てないよりはマシかと思ったのですが、いいアイデアを頂いたので、あと少しお知恵を拝借して構成を変更したいと思います。
    と申しますのは、実はIDEが嫌いなので、このマシンが手に入ってすぐにCD-ROMドライブは取り外し、U-SCSIの外接CD-R/RWを利用しております。したがって、5インチベイは穴があいた状態です。これを吸気口としてファンを設けても良かったのですが、ここにHDDを取りつけるという方法があるんですね?!ただ空間にHDDを置いておくだけでなく、固定したほうが安全ですよね?で、固定方法なんですが何か名案はありますでしょうか?ちなみにドライブの基板面にはHDDクーラーのアルミフィンおよび2基の吐き出し方向に回転するファンがついておりますので(逆のほうがいいような…あるいは片側吹き付けに変更したほうが…なんて考えるのですが、メーカーも実験してこれがベストとしているんでしょうね…)、HDDの下には少なくとも15mmくらいの隙間が必要になります。

    # 5インチベイのふたの代わりに取りつけられる吸気ファンなんて
    # のも探せばありそうですね!

    >Kame さん
    >CPUをK6-III+にして、L3キャッシュをきちんと付けて、更にRainを使用してみると、
    >見た目の数字は稼げるかも知れません。
    「見た目の」というのが少し気になる表現ではありますが、このK6-II+はメルコのNV4のアクセラレータですが、単純にK6-III+のCPUをショップで買ってきて付け替えればいいんですか?L3キャッシュは現在のCPUでも使用できたと思いますが、元々マザーボードに存在するL2キャッシュの場所に純正キャッシュを取り付けるということですよね?バスが遅くてキャッシュを使うほうが遅いなんてことにはならないんですか?
    Rainというのもはじめて目にしたのですが、MMXの掲示板を検索したら出てくるかな?

    >D.WOLF さん 【2002/10/08(Tue) 08:05】
    >このHDBENCH時のドライブ指定をC:からA:に変えたらどうですか?
    実はAドライブは40MBぐらいしか空いていなくて、…(^^;)。
    HDDの速度はドライブレターにも依存するんですか?
    CD-ROMなんかだと外周の記録密度も内周の記録密度も同じなので、角速度一定(CAV)で回転すれば外周はデータのレートが上がるのは分かるのですが、HDDは同じ角度でセクタを切っていて外周は記録密度が小さく、内周でも外周でも1トラックあたりのセクタ数は同じではなかったんですか?

    >(もしドライブレターをAT互換にしていたらごめんなさい)
    今回超ひさしぶりにWindowsをCドライブにしました。構成は上で書いたとおりです。
    今までMOにWindowsをインストールしてMOブートで緊急時のWindows環境を…という目論見があったのですが、どうもWindowsがMOにインストールできないので、MOやFDでブートできるDOSのドライブレターが常にAである方が便利にリムーバブルディスクのブート環境を作れるので、苦労してドライブレターを指定している設定ファイルを全て洗い出し、CからAに書き換えてやりました。AT互換機仕様というよりむしろDOS重視仕様です(^_^)。

    >かわのべさん
    >HDのSCSI IDが0でないなら、Disable Delay Motor Start.にすると
    >起動が早くなると思います。
    アドバイスありがとうございます。デバイススキャンで一瞬ひっかかるのはこのせいだったんですね。早速設定してみます。そういえば、電源負荷を分散させるための機能としてはSC-UPCIにも順番にスピンUPさせる設定がありましたが、このジャンパSWはそのための設定だったんですね。
    ちなみに、電源は、サービスコンセントに三つ又の三段重ねで、外部のCDR,MO,モニタ,プリンタバッファを介してドットインパクト(,HDD)に電源供給し、Cバスには86音源,ICMのLANボード(SCSIは無効),CardDock2-EX/98のボードがささり、56kのPCカードモデムがカードドックにささっていますので結構高負荷かもしれませんが、今のところトラブルはありませんでした。

  9. いーとん さん   2002-10-08 15:43:15
    私が使っていた奴は DDRS-39130N(50pin) でしたが R/W 共に 12000位は出ていました。
  10. Feldlotos さん   2002-10-08 19:45:55
    >430HXを搭載するXv/W,Xa/Wなら速度が充分に得られるという結論に達しましたが正しいですか?
    >Wildcatの場合は擬似PCIと考えないといけないのかな?
     ある意味正しいです。が、Wildcatが悪いのではなく、規格以上の配線長で設計した、NECの責任です。
     もっとも、Xa7はFSBが50MHzですから、そちらが足を引っ張っていることもあります。実際、私も過去にXa16/R(ベース66MHz)でDDRSを使っていましたが、13MB/Sは叩き出していました。
     
     
  11. Kame さん   2002-10-08 19:57:21
    >430HXを搭載するXv/W,Xa/Wなら速度が充分に得られるという結論に達しましたが正しいですか?

    W型番機ですとWildcat機程早くはないと思いますが、限界が訪れます。
    W型番機にSC-U2PCI系のカード(SC-U2PCI,SC-U2PS,SC-UPU2)の組み合わせだと
    大体Readが45Mbyte/s、Writeが40Mbyte/sで頭打ちです。
    440FXなMate-Rや430VXなValueStarだと、今のところまだ単体のHDDで限界を
    伺わせるような製品は出ていません。

    >「見た目の」というのが少し気になる表現ではありますが、

    一番大事なのは体感速度が向上することではないかと思いますので、敢えて
    このような表現をしました。実際の速度が向上しているわけですから、後は
    ベンチマーク上での速度を上げる努力、と言うことになります。
    ここからは自己満足の世界ですから、納得行くまでやってみるしかないかと
    思います。チップセットにWildcatや430HXを使用した機種では、上記の通り
    ある程度のところで数字が出なくなります。その壁に当たるのを自分で確認
    するのも良い勉強になるかと思います。

    >このK6-II+はメルコのNV4のアクセラレータですが、単純にK6-III+のCPUをショップで買ってきて付け替えればいいんですか?

    基本的にはその通り、差し替えれば良いです。この辺りこそ過去ログを検索
    して調べるべき部分かと思います。CPUが速くないと、HDDも本来持っている
    性能を出してはくれませんから、少しでも高速なCPUを使うべきでしょう。

    >L3キャッシュは現在のCPUでも使用できたと思いますが、元々マザーボードに存在するL2キャッシュの場所に純正キャッシュを取り付けるということですよね?
    >バスが遅くてキャッシュを使うほうが遅いなんてことにはならないんですか?

    これもその通り、増設L2キャッシュを増設スロットに挿し、L3キャッシュと
    して利用することです。
    処理に関してはL3を使う方が速い場合もありますし、遅い場合もあります。
    基本的に思い切ったチューニングをしないなら、あった方が有利という認識
    で良いと思いますが。

    HDBENCHでHDDのRead/Writeの数字を向上させたい場合はL3があった方が有利、
    逆にintelsat等チップセットレジスタを操作するソフトでメモリのアクセス
    速度を向上させてSuperπを測定する場合などはL3キャッシュを使わない方が
    メモリのアクセス速度を速くできるので、挿さない方が有利だったりします。

    >Rainというのもはじめて目にしたのですが、MMXの掲示板を検索したら出てくるかな?

    RainというのはCPUクーリングソフトです。場所をどるこむに限定せず、いろ
    いろな場所を調べてみましょう。Xa/W系の機種だと、Win9x系OSを使用して
    いる場合にこのソフトを常駐させているとHDBENCHにおいてHDDのWriteの数字
    が改善されます。
  12. バイザー さん   2002-10-09 06:44:30
    >それ以上(LVD対応ボード)は1〜2割でも高速にしたい人以外は不要ということですね?

    えーっと、そういうことではないです。
    HDDとSCSI H/Aと山猫機の組み合わせにおいて、(あくまで転送速度の観点から見たときに)最適と思える組み合わせがDNESクラスということです。
    Kameさんもお書きになっていますが、大切なのは実用上の体感度でしょうから、現状の組み合わせも決して無駄ではないと思いますよ。
    10000rpm以上の回転数のHDDだと、トップスピードはもちろんのことランダムアクセス性能も高いですから、その辺で実用域の快適度に大きく貢献するはずです。

    >ただ空間にHDDを置いておくだけでなく、固定したほうが安全ですよね?で、固定方法なんですが何か名案はありますでしょうか?

    5インチベイが空いているのなら、最初からそっちに付けた方がいいですよ(^^;)
    固定方法はいくらでもあります。ちょっと検索すれば答えは沢山見つかりますよ。
    例えばこの辺とか参考になさってみてはいかがでしょうか。

    http://www.pc-custom.co.jp/fan16_list.html

    #実際にショップ等に行けるのでしたら、そこで色々製品を探すのもいいですね。
    #秋葉原あたりだと、固定用の金具だけでしたら結構格安で売っていたりしますがねぇ。

    CPUのK6-2+からK6-III系への交換とか、L3が使える下駄の情報とか、Rainの情報なんかもここの過去ログ、ストレージデバイス掲示板の過去ログ等を参考にして頂ければいいかと思います。まずは色々調べてみましょう。
    #このスレッドの大抵の話題は過去に何度か出ていますので。

    あ、あと冷却を考えるときは筐体内部の冷却をトータルで考えた方がいいですよ。
    筐体内の空気の流れをよく検討してみましょう。
    #よけいな開口部があるとかえって空気の流れを妨げたりします。
  13. cdp-r1 さん   2002-10-09 08:50:08
    HDDのパーテーションについて言及したのは、
    HDDのTopスピードは、使ってない部分を計測するとでるものだと
    経験的にわかっているから述べたまでです。
    98の場合であれば、FAT16でまず領域を取って、そこに何も入れないでおけば
    また違った数値が(最高速度)出るんじゃないかというわけです。

    ちなみに、領域確保したあとで3パーテーション以上作っておけば、
    CドライブにWindowsを簡単に入れたりできますね。
    個人的な話になりますが、私は9Gを4パーテーションに割って、
    A(FAT16):WinNT4.0,B(FAT16):DOS6.2,C(FAT16)W95,D(NTFS)NT4.0鯖
    などと、使い分けています。
    さらに便利を言うと、DOS6.2などは、OSの起動そのものであれば、HDDは2MBもあれば足ります
    MSDOS.SYS,IO.SYS,CONFIG.SYS,AUTOEXEC.BAT(Dblspace.bin)が置ければ良い訳で
    WindowsをFAT16に入れたドライブに適当なDOSディレクトリを掘って、そこへ
    PATHをきるだけですから。

    それと最後に、快適な98環境が欲しいというだけなら、
    P6系の98を買ってそっちへ乗り換えてしまうという選択肢もアリです。
    中古で今回のHDDより安くでてますし、いまから新しくそろえる部分を考えて
    トータルのコストパフォーマンスも見ておくと良いかと思います。
    正直なところ、現行のXa7はDOS専用機にでもして、DOSならDDRSでもかなり速いかと思います
    チータは、、DOSにはもったいないので、設置スペースやディスプレイもありますが
    Windowsは別機種を、と思いますね。多分Cheetarも最高速度になると思います。
  14. hata さん   2002-10-13 23:32:55
    皆さん、いろいろとご指導ありがとうございます。
    実はひとつ、大きな見落としがあり、HDDの5インチベイ移動中に気づいたのですが、ターミネータつきケーブルとして注文して代替品としてJustyから提案されたケーブルを購入したのでターミネータはついているものだと思っていたら、ターミネータを取り付けるコネクタだけしか付いていませんでした。普通気づきそうなものですが、そのコネクタだけ反対向きに付いていたこと、スマートケーブルであったこと、思い込みがあったことなどから、気づくのが遅れました(爆死)。
    で購入した大阪の西岡商店に朝一にメールで連絡すると30分もしないうちに電話をくれて、メーカーとの交渉の進行具合もこまめに連絡してくれて、3時間後には無償でターミネータを送るという話をつけてくれ、さらに24時間後には手元に届けてくれました。注文のやり取りのときから感じていたのですが、このお店は夜遅くても返信が2〜3時間で来たり、対応がとてもよく、送料も無料で、非常に好感が持てました。
    しかし、よくもまぁ、ターミネータ無しで動いてくれていたものです(焦)。
    早速ターミネータを取り付け、HDBENCHをやり直し、これでもしかしたら…と思ったけれど、結局速度はターミネータ無しと変わりませんでした(;_;)。

    >いーとんさん
    NarrowSCSIで12000B/sも出るのに、うちのWideSCSIで2/3しか出ないというのは何か変ですね。で、ファイルをすべて削除したドライブでやってみたところ、いーとんさんの情報と同じぐらいの数字が出ました(^_^)。
    cdp-r1 さんの言われるとおりですね!

    >Feldlotos さん
    FSBって何だろうと思って調べてみましたが、ベースクロックのことですね?
    うちのXa7はジャンパスイッチを変更して66MHzにしております。そのためNV4のアクセラレータで550MHzになっていますので、ベースクロックの差では無さそうな気がします。

    >kameさん
    430HXの限界と、HDDの限界以上に十分に速いマシンと教えていただき、助かりました。
    K6-II+ → k6-III+の差し替えおよび入手に付いては、HDDの1件が落着してから落ち着いて過去ログを読み漁って取り組みたいと思います。また分からないことがあるとMMXの掲示板でお聞きするかと思いますが宜しくお願い致します。
    L3キャッシュは入手が困難でしょうけど、色々と試してみるのには良さそうですね。アンテナを高くしておくことにします。intelsatについてもRainについても一通り過去ログを読ませて頂いてから不明なことがあった時点でお願い致します。

    # CPUクーリングでHDDが速くなるなんて驚きです!
    # 実は、上でDDRSの速度が1.5倍ぐらい早くなった報告をしたのですが、このHDD
    # にHDDクーラーを追加したので、それも効いているのかもしれませんね!

    >バイザーさん
    5インチベイに取り付ける金具とベイのふたになった3連ファンを買ってきました♪。ベイのねじ穴が3列無いので、HDDの固定が不十分で妙な音が出ているので、ベイを加工しようと思っていますがとりあえず、いいかげんに付けてみましたけど、冷えるものですねぇ!チーターは2秒ぐらいさわってみないと温度がほんのり暖かいことすら気づかないぐらいになっています。
    空気の流れを筐体全体で考えるとすると、左側にも吸気ファンを付ける工夫が欲しいですね。ベイから入った空気はおそらくCPUには無関係に電源ファンから抜けてしまいそうです。煙かなんかで試してみると分かるのでしょうけど…。それと、うちの98は蓋が開けっ放しなんですが、こういうのは空気の流れを考えると最悪なのかもしれませんね(焦)。

    >cdp-r1 さん
    ベンチ速度は連続した空き領域があっても、ファイルがあると遅くなるんですね。

    Win98のインストールに苦労したのはアップグレード版の制約でブートしたドライブにしかインストールできないからでした。FAT16ならDOSをインストールしておけばブートできるのでどぉってことは無いのですが、FAT32はDOSでは使えないので、
    (1)違うドライブ(Aとします)のWindowsを起動
    (2)インストールしたいFAT32ドライブ(Gとします)にSYS A: G:とやってWindowsのシステムファイルを転送
    (3)GドライブにCONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATをCOPYして編集し、ドライブレターの整合性をとり、CD-ROMが使えるようにドライバの組み込みなどを追記(ドライバもCOPY)
    (4)G:MSDOS.SYSを編集し、[Paths]セクションのAドライブの記載をCドライブに変更し、[Options]セクションに
        BootMulti=1
        LoadTop=0
        BootMenu=1
        BootMenuDelay=4
    のような記載をする
    (5)A-DドライブのHDDを取り外してE-HドライブのHDDでCドライブからブートして、
    し、Windowsのドライブから起動し、ブートメニューでコマンドプロンプトオンリーモードで起動し、WindowsのCDのWIN98Nでsetupを実行
    のような流れでうまくいきました(脱線した話ですみません)。

    とりあえず、一件落着いたしましたので、次期マシンの入手を待って、またどのように変化したかのご報告をするとして、Xa7での最終ベンチをCheetah,DNES,DDRSについて掲載しておきます。

    ========================================================================
    ★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
    M/B Name
    Processor AMD K6-2+ 547.41MHz[AuthenticAMD family 5 model D step 4]
    Cache L1_D:[32K] L1_I:[32K] L2:[128K]
    Name String AMD-K6(tm)-III Processor
    VideoCard スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)PC-9821 TGUI968x,Cyber938x,Providia9685 (Trident)
    Resolution 1024x768 (16Bit color)
    Memory 63,896 KByte
    OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
    Date 2002/10/13 22:33

    SCSI = I-O DATA SC-UPCIシリーズ

    ABCDN = SEAGATE ST318452LW Rev 0004
    EFGH = IBM DDRS-39130W Rev S71D
    IJKL = IBM DNES-309170W Rev SA30
    M = GENERIC NEC FLOPPY DISK
    O = FUJITSU MCK3130SS Rev 0010
    S = GENERIC CRD-BP2 Rev 2.21

    ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
    13196 26364 16819 5722 2549 5098 1

    Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
    2131 1968 1111 5 24363 19449 15583 18037 C:100MB

    ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
    7636 26341 16820 5679 2405 4810 1

    Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
    2127 1961 1094 5 12003 11705 4870 4552 F:100MB

    ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
    8502 26341 16820 5679 2405 4810 1

    Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
    2127 1961 1094 5 14319 13675 5480 6583 L:100MB

    # しかし、こんな後方に下がってしまったスレッドに書き込んでも誰にも
    # 気づいて貰えないかなぁ(^^;)。
  15. Kame さん   2002-10-14 17:35:08
    ちゃんと見てますよ〜 (^_^)ノ
    私に分かる事であればお答えしますので、CheetahX15の真の力を見られる
    時まで頑張って下さいね。

    IC35L018UWDY10買ってみましたが、シーケンシャルRead/Writeだけなら
    CheetahX15の上を行ってました。
    これから出てくる新型のUltra320対応HDDは60Mbyte/sは楽に叩き出して
    来ますので、そろそろUltra2じゃ厳しいかなぁとも思ったり。
  16. hata さん   2002-10-15 16:06:08
    >Kameさん
    見てくださっていたんですね(^_^)。

    # 何か新規書きこみを巡回Readするツールとかあるんですか?
    # BigModelのようなシステムだと得意なんですけどねぇ(笑)。

    IC35L018UWDY10良さそうですね。Ultra320だとU2Wの限界を物理的に上回るケースが出始めそうなんですね。でも、そうなると、98ではSCSIボードが苦しいですね…。というか、既にアイオーの各U2Wボードが生産終了メーカ在庫無しという状態になってきているのが気になりますね(涙)。

    最後になると思いますが、ひとつ記載し忘れた情報を追記しておきます。
    上記14番の私の書きこみで、DNES,DDRSはUPU2の内蔵用50pinコネクタに50→68変換コネクタを取りつけ、1本のフラットケーブルで接続し、UPU2の設定をワイド転送不可としたものです。ワイド転送可の状態で20MB/s出ていなければ、ワイド転送する必要は無いということが分かりました。

    # というか、もしかして、前回より速くなっている理由はこのせいでしょうか?(^^;)