[20046]  SV-98/2に USB 2.0 I/F
投稿者:TRISS さん   2002-09-28 18:21:41
いーとんさんの Jetway V6202の情報にヒントを得て、VIA製チップ搭載の USB 2.0 I/Fボードなら、SV-98/2 (i430NX) でも USB 2.0が使えるかもと思い、搭載実験をしてみました。

ちなみに、NECチップの USB 2.0 I/Fでは、I-O DATA製 USB2-PCIで、EHCIに割り込みが割り当てられず、USB 1.1としては動作しますが、USB 2.0としては、玉砕しています。(^ ^;;

使用したボードは、Jetway V6202です。ドライバは、製品に添付の物を利用しています。
結果は、BIOSからの認識と、Win2Kでの動作共に問題ありません。また、CHANGE-AGP2PCIとの併用も問題無しでした。(^-^)

まりもさんの「PCIIRQR」で、DOS上から確認すると、V6202のサブファンクションにも割り込みが、きちんと割り当てられています。

今の所、USB 2.0機器を持っていないので、USB 2.0として動作しているかは分かりませんが、メルコの LUA2-TXで、インターネットに接続できたので、少なくとも、USB 1.1としては、動作しているようです。

PCIブリッジの載ったボードが使えない SV-98/2でも、高速な USB 2.0 I/Fが動作することで、拡張性も広がると思います。

但し、IRQを 3つ消費するので、IRQの共有をかたくなに拒む (PCIセットアップディスクで、IRQを固定にすると、ボードの自動設定に失敗したといって、怒られる) SV-98/2では、辛い所です。(T_T)
  1. いーとん さん   2002-09-28 20:56:01
    どうも御苦労様です。
    また新たな道が...(笑

    VT6202 の評価はこれからとなるでしょうけど、此を使ったコンボカードを何処かで作って欲しいものです。
    ★VT6202(USB2.0) + IEEE1394 だけで十分安く...ね。
  2. まりも さん   2002-09-28 21:03:05
    一時は非難囂々だった ALL VIA chanpon計画の復活?(笑)
  3. Feldlotos さん   2002-09-28 23:46:10
    >PCIセットアップディスクで、IRQを固定にすると、ボードの自動設定に失敗したといって、怒られる

    ご安心下さい、Rv20でも怒られます。だからツール作ってるんですけど、現状ではSV98には未対応・・・
    VIAチップ採用カードで内部ポート1、外部ポート4のものがあれば私もあっさり乗り換えるのですけどね。
  4. まりも さん   2002-09-29 02:04:32
    Rv20で怒られるのと SVとは、理由がすこし違うのかな??

    サブファンクション3個もあるボードの場合、そのIRQは他のスロットのIRQと必ず強制的に共有となるので、一方のIRQだけを勝手に指定できない、というのが、PCIsetupに怒られる本当の理由です。
  5. Feldlotos さん   2002-09-29 12:42:24
    あ、いや、サブファンクション付きボードのIRQを固定しようとすると、PCISetupは通るのですが、再起動時にBIOSが怒って勝手に自動設定に戻されてしまうんですよ。
    まりもさんの仰る怒られ方とは違います。
    PCIsetupが怒る場合、固定する事自体を拒んでくれますから。
  6. TRISS さん   2002-09-29 22:15:26
    SV-98/2の IRQ割り当てについて、もう少し詳しく書くと、
    SV-98/2で、PCIセットアップ DISKを使った場合、
    Cバスや、PCIバスに割り当て可能な IRQは、
    3, 5, 6, 9, 12です。10は、何かに使われているらしく、
    割り当てることができません (ただし、使用することは可能です)。

    PCIスロット #1 IOI-A100U2W
    PCIスロット #2 V6202
    PCIスロット #3 CHANGE-AGP2PCI, GF4MX440/AGP
    とした場合、#1または、#2の片方、もしくは両方を固定すると、
    再起動時に、ビープ音がなって、#2の設定に失敗したと怒られます。
    この状態で、「PCIIRQR」で、調べると、
    V6202では、NECチップの USB 2.0 I/Fボードのときと同様に、
    2つのデバイスに IRQが割り当てられ、
    残りの 1つ (EHCI) に IRQが割り当てられていません。
    とまあ、ここまでは、普通なんですが。(^ ^;;

    ここで、今度は、Cバスに 6, 12を割り当てた場合
    (つまり、PCIデバイスに割り当てる IRQが一つ足りない場合)、
    一般的な、i430HX機等では、残りの 3, 5, 9の中で、
    自動的にどこかと共有してくれますが、
    SV-98/2の場合、共有できずに、やはり、再起動後に、
    #2の設定に失敗してしまいます。(T_T)

    これは、マルチファンクションデバイスや、
    CHANGE-AGP2PCI等の有無に限らず、
    一般の PCIボード (NIC, SCSI, GA等) のみの場合でも同じです。
  7. まりも さん   2002-09-30 01:52:17
    なるほど、お二方の話でよく判りました。
    以前、初代Xa機やSV-98/2でマルチファンクションデバイス(まあNEC USB2.0ですが)が使えないということを書いたですが、EHCIデバイスのみにIRQが割り当てされないのは、これらだけでなく全ての機種で起こるものであること、それ以外のデバイスにまでIRQが割り当てできないのは SV-98/2固有であること、という違いがわかりました。

    # デタラメな設定をしないだけSV-98/2はマシかもしれません(^^;)。