初めまして、ちょっと相談です。
えっと私の使っている98はV200M7C2なんですが、
M/BにCY2309SC-1(ロットによって違うかも)とゆうクロックを供給するチップ?
があるんですが、どこをどういじればベースが上げられるのか?またそんな事が可能なのか?
どなたか情報を持っている方がいれば教えて下さい。
- re: FUJI さん
投稿日:1998年12月15日 23時33分
V200MZD2使いのFUJIです。
多分、CY2309と言うチップは、DIMMスロットとレギュレーターの間にあると思うのですが、
それは、ベースクロックとは、無関係です。
ベースクロックを決めるのは、V200MZD2の場合ちょうどCバスボードの裏側にある、
14.3と書かれている水晶とその横に有るCY2265又はCY2264と書かれたチップです。
Cバスに付いているものすべて外してみてください。
要領は、4番ピンと5番ピンのショートによってベース75MHzになるのですが、
完全な改造行為なので、(それもかなり危険な)だれも保証してくれません。
壊してもいいと言う覚悟が必要です。
当然、自己責任にて行ってください。最悪の場合マザボが壊れます。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年12月15日 23時50分
AIの愛さんのページによると、デスクトップの3桁VALUESTARではPLLの4番と5番をショートさせるとベースクロックが75MHzになるようですが、タワーとはPLLチップが違う可能性があるのでそのままではできないかもしれません。
あとはマザーボード上の14.318MHzの水晶(銀色の楕円形をした部品です)を高クロックのものに交換すると交換した水晶のクロックに比例してベースクロックが上がるという方法があります(原発乗っ取りと呼ばれます)。
具体的には
1:マザーボードを取り外す
2:マザーボード上の14.318MHzの水晶(14という文字列が入っているはず)の足を止めているハンダをハンダゴテで融かし、水晶を取り外します。
3:SILソケットと呼ばれる部品を水晶を外した跡にハンダ付けします(これにより水晶をはめ込み式にでき、簡単にベースクロックの変更が行えます)。
4:起動できるように元通りに組み立て、外した14.318MHzの水晶をSILソケットにはめ込み、動作チェックします(これできちんと動けばあとはマザーボードやメモリ、PCIデバイスの限界までベースクロックを上げられます)。
ただし、どちらの改造にしろPCIバスのクロックが上がる(PCIバスはベースクロックの半分)ので動作しないPCIデバイスが出てきたり、オンボードのセカンドキャッシュやメインメモリが高いベースクロックについて来れない可能性もあります。
個人的には元に戻す際の手間、利便性(?)を考えると原発乗っ取りの方をおすすめしますが・・・PLL足上げにせよ、原発乗っ取りにせよ、改造をしくじればマザーボードが死んでしまいますので、実際にやる際は「壊れてもかまわない」という覚悟が必要でしょう。
- re: きゅーり さん
投稿日:1998年12月16日 00時11分
ベンチマーカーなら意味があるかもしれないけど、普段もいろんな事に
パソコン使うならベースクロックのアップなんてさほど意味のないこと
だと認識しといて下さい。 スピードも雀の涙ほどしか速くなんないし
マシンは挙動不審になりやすいし(ここに出入りしてて経験積んでる人
でさえそうなってる人が多いように思われますね)
でも私も興味そのものはありますよ、否定してる訳じゃないです。 98では
あまり効果がないうえにデメリットばっかり多いって話です、単に・・。
- re: いはお さん
投稿日:1998年12月16日 02時10分
V200/M7C(流星)使いのいはおです。
最近このマシンのベースクロックを66MHzから75MHzに変更しました。
方法はCY2265というPLLの4番と5番のピンをショートさせる物です。BENCH結果は、
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種 PC9821V200/M7C2(流星)
Processor Pentium(MMX) 225.2MHz (75*3)[GenuineIntel family 5 model 4 step 4]
解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display [X]スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)
Display PC-9821 MGA-1064SG (Matrox)
Memory 64,004Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date 1998/12/ 6 18:18
SCSI = NEC PC-9821X-B09/AIC-7860 PCI Ultra-SCSI
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ
AB = GENERIC IDE DISK TYPE00
C = GENERIC IDE DISK TYPE00
D = GENERIC NEC FLOPPY DISK
__ALL ___浮 ___整 ___矩 ___円 _Text Scroll DD Read Write Memory Drive
11822 12983 13784 26194 12279 21147 ___120 30 3850 _4216 _13080 A:10MB
ちなみにこれが元(66*3=>200MHz)
__ALL ___浮 ___整 ___矩 ___円 _Text Scroll DD Read Write Memory Drive
11185 11495 12205 25811 11635 20949 ___119 29 3517 _3748 _11569 A:10MB
となっていますが、皆さん仰っている通りリスクに対するパフォーマンスの上昇率はかなり悪いです。
もしやるなら、それ相応の覚悟が必要です。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年12月16日 13時42分
ちなみにHDBENCHではベースクロックによる違いはほとんど出ないようですが、他のもっとヘビーなベンチマークプログラムだとそれ相応の速度向上は認められるかもしれません。うちのRa20/N30はベース66MHz時にFinalRealityのALLが2.03だったのがベース82MHz時には2.46となり20%程の速度向上が認められました(単にBusTransfarRateで稼いでいるだけかも・・・)。
ベンチによってはそれ相応の効果は出るものと思います。ただし、体感ではあまり差はありませんね(うちのRa20では一時期ベース75MHzで常用しており、ゲームなどではっきり速くなったと体感できましたが、それ以外ではほとんどわかりませんでした)。