山猫(V16S5C2)を飼っているKu_Tangです。
いろいろな記事を参考に水冷ペルチェを作成し、K6−2(300)を347Mhz
で安定運用させています。
ペルチェ(57W?)には5Vをかけて、CPU温度=外気温マイナス5度程度を実現
していますが、この状況で370Mhzでは、窓98を起動する途中でリセットがかかって
しまいます。
そこで、ペルチェの電圧を上げたいのですが、その場合には当然結露の問題が発生します。
現在、結露対策としてはペルチェ素子の空間をシリコンで充填し、あわせてペルチェとK6
の間にできる空間(K6上面の窪んでいるところ)もシリコンで充填しているだけです。
CPU周りには、当然MCUKとMTSA―M1Tがありますが、これらに対する総合的な
結露対策としては、具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。
ちなみにペルチェに12Vをかけたところ8℃程度まで下がりましたが(室温28℃)、
とりあえずはその程度まで下げられればいいかなと思っています。
さらに、それ以下(たとえば零度以下)にするような場合には、何か特別な対策が必要で
しょうか・・・?
- re: TOMU さん
投稿日:1998年10月06日 16時28分
結露対策として、何方かがペルチェとK6との隙間にねりけしで埋めていて、マザーボードにビニールシートで
覆っていたということを書いていました。
私は、現在、冷却はCPUクーラのみですが、水冷ペルチェまで使う気力がないです。
(いずれは、挑戦しますが・・・)
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年10月06日 20時07分
何方かが<私の事かな?
はい、水冷ペルチェ使いの みくりひです。(Xa10/K8、K6−266の360MHz駆動)
私の方法は
1.下駄(PK686、MCUK−S)と、CPUの隙間を、「ねりけし」で埋める
2.CPU周りを「塩ビ板(2m/m)で覆う。塩ビ板とM/Bの間は、配管用のパテで固定。クーラーとの間はガムテープで固定
3.塩ビ板とCPUユニットの間には、断熱材代わりに静電防止剤入りのスポンジを詰める
4.M/Bの、CPUの裏側あたりに、断熱材としてグラスウールをビニールに入れたもの(10mm厚)を貼り付ける
です。
私の場合は、CPU温度を20〜25度前後に保てれば良いので(30度前後で熱暴走するため)、気温マイナス12〜15度で結露しない程度です。
実際、K6−360駆動時に、K6の電圧を2.24Vに設定したら、油断してたら15度くらいまで冷えて(気温28度くらい)、結露しました。
現在は2.3Vまで上げて、冷えすぎを防いでます。
ちなみにペルチェ(57W)に9Vを掛けて、CPU温度は気温マイナス5度くらいです。
それ以上の対策となると、M/Bに防水用の樹脂を塗るとか、密閉する隔壁を二重構造にするとか、ありますが、あまり大げさにするのも、スペースの問題等がありますから、難しいです。
さらに氷点下にもなると、CPU周りだけでは対処できそうにないです。筐体全体の冷却・・・筐体ごと冷凍庫にいれるとか・・・を考えるレベルで、私にはまだ解りません。
- re: Ku_Tang さん
投稿日:1998年10月06日 20時18分
早速のRESありがとうございます。
ところで、
>みくりひ さんへ
「ねりけし」とは何ですか、どこで手に入れられますか?
よろしくお願いします。
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年10月06日 20時35分
>Ku_Tang さんへ
「ねりけし」をご存じないですか?粘土みたいに練って使う消しゴムで、削りカスが出ないのが特徴です。
適度に柔らかく、べた付かないので、隙間を埋めるのに便利です。大きな文具店で手に入ると思います。
ところで、
>ペルチェとK6の間にできる空間(K6上面の窪んでいるところ)もシリコンで充填しているだけです
とありますが、K6に直接ペルチェを貼っているのでしょうか?
CPUとペルチェの間に数m/m厚のアルミ板(銅板でも化)を挟むと、冷却効率は上がります。
是非試してください。
- re: TOMU さん
投稿日:1998年10月06日 21時36分
ここのHPに、水冷ペルチェについて詳しく書かれています。(かなり本格的にやってます)
↓
http://www2.itjit.ne.jp/~kisegawa/
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年10月06日 22時12分
↑↑↑な御方もいらっしゃたのですか。参考になりました。
- re: Ku_Tang さん
投稿日:1998年10月06日 23時10分
†††本当にすごいですね。さっそく「お気に入り」に入れました。
- re: Ku_Tang さん
投稿日:1998年10月06日 23時13分
あ!忘れてしまいました。
>CPUとペルチェの間に数m/m厚のアルミ板(銅板でも化)を挟むと、冷却効率は上がります。
そのとおり、直接くっつけています。
さっそく、間に銅版でも入れてみます。
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年10月07日 21時51分
なぜCPUとペルチェの間にアルミ板(銅板)を挟むと冷却効率が上がるのか。
受け売りですが、
ペルチェ素子は、「物を冷却する」素子ではなく、「熱を移動させる」素子である。
よって、ペルチェと発熱体の間に熱を溜める「バッファ」を入れてやると、効率良く熱を移動させられる
だそうです。
とくに、ペルチェ(40mm角)とP55Cの放熱部(28mm角)みたいに発熱部と冷却部の面積が違う場合は、その効果は顕著ですね。
それはそれとして、(銅板でも化)は、(銅板でも可)の間違いです(^^;
- re: Ku_Tang さん
投稿日:1998年10月08日 09時49分
>みくりひさんへ
実は、私もなぜなのか疑問に思っていたので、解説していただいてありがとうございます。
その後、アルミ(銅)板を探してみたのですが、数ミリの厚さ(その筋の人に聞いたらこれはかなり
厚い部類に入るそうです。)のものというのはなかなか見つかりません。
また、それより薄い3ミリ程度のものはあったのですが、15センチ四方とかなりおおきめで、
工具類の無い私には切ることができません。
どのような方面を探したら、ちょうどよいものが手に入るのでしょうか・・・?
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年10月08日 23時22分
3m/m厚でも十分効果は出ますよ。DIYショップ等で、3m/m厚くらいまでなら手に入ると思います。
店の人に頼むと、切ってくれる場合もあるので、聞いてみてはどうでしょうか?
無理なら、地道に金のこで切るしかないですが。
それ以上だと、一般では何処で手に入るのでしょうね?私も探してます。(5m/mくらい)
ちなみに私は、現在は15mm角の「角パイプ」(アルミ)を利用して、40mm長で3本並べて、CPUとペルチェの間に挟んでます。が、この方法はあまり奨められないです。
15mm厚にもなると、アルミの両面に温度差が出来るため、たとえばCPUは常温を差していてもペルチェ側はより冷えていて、アルミが結露したり、
ペルチェのスイッチを切っても、アルミの「余熱?」で暫くは冷えつづけるため、冷却装置を止めてもPCのスイッチは暫く入れておかないと、どんどん冷えてこれもまた結露します。
確かに3m/m厚の時よりは冷えるのですが。
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年10月09日 22時41分
「水冷」にこだわっている人のサイト
http://larkin.nuclearwinter.com/cool/
http://www.agaweb.com/coolcpu/
英語ですが、参考になると思います。