先日は下の方でTriton(430FX)でのレジスタ設定を質問してお世話になりました。
あれから色々な情報を調べ実験した結果、PC9821 V10では使えないはずのEDO DRAM
が使える事がわかりました。(もちろんFPモードのままでもEDOは使えますが・・・)
INTELSATの設定は68(DRAM Row Type)を変更しますが、乗せているメモリの状態で変わります。
それぞれ(0〜4)のビットはメモリスロットに対応し、4つ(2組)に全てEDOを挿した場合は
0Fとなり、最初の1組はEDOで次の1組はFPの場合は03となります。(1が立つとEDOモード)
つまり、EDOとFPの混載が可能になります。(EDOとFPでは58で指定したバーストRead時
のクロック数が違い、最速でFPは3クロックに対してEDOは2クロックでアクセスできるため
メモリReadのスピードが速くなります)
実際にはEDOモードで動かしクロック数を切り詰めてもデフォルトに比べてHDBENCHの値は
20%もアップしませんが、体感スピードは確実にアップします。
おまけですが、FPとEDOでは単純にクロック数が違うだけではなくデータのラッチタイミングが
違うため、EDOモードにした場合は通常FPのメモリは使えませんが、メモリやボードの状況に
よってはFPをEDOの様にして使える場合があります。(データリセット後の収束時間が長い
場合はデータラッチできる可能性があります) 手持ちのFPメモリを無駄にしないためにも
実験の価値はあります。→ 私の場合Windowsの起動までは大丈夫でしたが色々とアプリを
動かしているうちに落ちてしまいました。