今更、時代遅れでどうでもいいんだけど、気になるものってありますよね。
私の場合、XV20, Xa16 についていた MVR, PUD70 です。
MVR自体、結線がどうなっているのか興味がありました。
以下の2つのHPが大変参考になりました。
http://www.nifty.ne.jp/forum/fnechard/hard/kaizou/Mvrmx2/mvrmx2.htmhttp://shoji.jp/pc/index2.htmlOh! PCでダミーMVRといってしまったのがうまくなくて、
PUD70は立派なDC-DCコンバータのMVRです。
PUD70はPentium 166,200 VSUタイプのために、5Vから3.52Vをつくって
供給するものです。
そのため、CORE,IOが共通になっており、電源から3.3Vの供給されている
ピンは接続されておりません。
このMVRが MMX Pentium、K6用に改造して使えないかとおもいました。
まず出力がcore,IOに接続されてますから、IOピンである3B,4A,4Bをパターンを
カットして切り離します。隣の5A,5B,6A,6Bが3.3Vですのでこれと繋ぎます。
これで、core電圧と、IO電圧は切り離され、IOピンには3.3Vが供給されます。
このままでは、core電圧は3.52Vのままですから、下げなければなりません。
10AとT5001の4ピンに15Kオームを繋ぐと2.8V前後、
6.6Kオームを繋ぐと2.2Vになります。
R8の左側とR10の右側に半田付けしても同じです。
オリジナルのPentium VSU 200MHzの状態では、5Vの入力電流は2.5A,でした。
MMXPentium 200MHz, core 2.68Vにした場合は1.7A でした。
MMXPentiumなら楽々233MHzはいけるとおもいます。
K6 400MHzはどうかなというところです。
HK6-MD400-V2の場合、5Vの入力電流は2.3Aでした。
PUD70のコイルのフェライトコアが小さく、大丈夫かなと不安になります。
出力電圧が低く、電流が大きいほどロスが増え、
DC-DCコンバータは苦しいはずだからです。