[17998]  Chanpon3(9821BIOS)、32GB越え、ICC制限、32Gクリップ
投稿者:くん さん   2002-02-08 04:25:11
こんばんは、くんです。
この前はAEC-7720UW + IC35L040AVVA07(40GB)を使い、Rv系オンボードSCSIで
32GBOverの場合のデータドライブの使い方について色々と書かせていただきましたが
そろそろ実験ばかりでも意味がないので、サブマシンのRa300の最終形態に
実用ベースで組み込もうと、勇んでChanpon3@9821BIOSに接続しました。
ブートドライブとして使おうと思い、ここ2日間ほど色々試してみたのですが
結局あがいても使えませんでした(--;)元々容量を32GBに制限すれば使えるだろうと
甘く考えてわざわざ比較的損が少ない40GBの物を買ったのですが…ぐむむ。

■(1) ICCで32768MBやそれ未満(例えば2GBとか)に容量を制限した場合
 制限容量に関係なく、Inic1060P for 9821の表示のままデバイススキャンで停止(何故??)
 なお、
  ・2GBの生SCSI HDD(Rv系の初期装備品)をNarrowに繋げた場合、
  ・27GBのDPTAをAEC-7720UWでWideコネクタに繋げた場合、
  ・27GBのDPTAをAEC-7720UW + Wide=>Narrow変換でNarrowコネクタに繋げた場合、
 のどれでも正常にBIOS認識されるのでケーブルやChanpon3やAEC-7720UWに問題はないです。
  また、ICCにて32768MB制限をかけ、上記なんちゃってSCSI変換したIC35L040AVVA07が、
 Rv系オンボードからBIOS認識される事も確認しており、IC35L040AVVA07の故障も考えられません。
 勿論EX-IDE(8GB未満に制限時は不要)を組み込んだオンボードIDEからもちゃんと認識されました。

->☆ Chanpon3の9821BIOSはICC変更領域外から独自に容量チェックして32GB越えをハネるのか??

■(2) HDD(IC35L040AVVA07)自体のジャンパピンで32GB Clip指定した場合
 こちらだとなんとかデバイススキャンは通過できますが、BIOSを経由するFDisk等からは
 「装置がありません」で認識されませんでした。(上記(1)とどう違うのでしょう??)
 この状態でRa300にオンボードIDEに接続して、ICCで見て見ると32253MBと出ました。
  ICC表記でMax SizeもCurrent Sizeも32253MBになっていたので、
 少なくとも以前い〜とんさんが報告なさっていたHDDの32Gクリップと違い、
 IC35L040AVVA07の32G クリップはICCで変更する領域とは違う部分を
 ハード的に制限している仕組みのようでした。(識者の方教えて下さいませ^^;)
  なお、セクタ数が66055248だったので、正確には32253.5390625MB(33820286976Byte)ですね。
 おれはよくわかりませんが、65531 * 16 * 63とでもアクセスしているんでしょうか??

 まぁそれはともかくとしても32253MBならU-IDE66の65536 * 16 * 63な31.5GB(32256MB)の壁や
 Rv系オンボードSCSIの65536 * 8 * 128な32GB(32768MB)の壁よりは低いはずです。
 それでもデバイススキャンを通過してもBIOS認識されないのは何故でしょうか?

->☆ Chanpon3の9821BIOSは32Gクリップでの変更部分以外からも独自に…?(そんな事が??)

 と、そんな感じで結局使えずじまいでした。少なくとも今回でChanpon3(9821BIOS)の壁は
Rv系オンボードのAdaptecSCSIの壁とは異なるという事ははっきりしました。
今の所27GBはOKで、32GBOverは制限をかけてもだめっぽいといった感じなんですよね。
将来SCSI HDDも容量制限方法が開発される事を夢見て、LVD36GB => 32GBと妄想していましたが、
これでは仮に制限できても、結局18GBしか使えないという結末に終わりそうで悲しいです(--;)
となると将来は、新しいHDDを制限して使えずHDDの製品寿命 = Chanpon3になってしますね(苦笑)

 と、こんな現状なので、また識者の方にすがりたいです。よろしくお願い致しますm(__)m

  今度はブート用Chanpon3の使い道の限界なので、前回よりも重要な件ですね。
  もしだめなようなら、容量ベースでは30GBのIDE HDDを確保するべきか…(弱)
  又は速さ重視で、18GBな生LVD SCSI HDDに最終突撃する他なく…(速さは大満足ですが^^;)
  ああ、せめて27GBモデルや30GBモデルの生SCSI HDDが出てくれれば…(遠い目)
  1. ZJI さん   2002-02-08 21:37:56
    私のXv20では、WD400BBを32GBクリップして、AEC-7720UW経由できちんと認識されました。FDISK、FORMAT共に出来ましたし、もちろんWindows98SEも起動しました。
  2. くん さん   2002-02-08 23:25:10
    ZJIさんありがとうございます。という事はうちの機器をもっと疑うべきなのか…
    でも、SCSI Host以外同じ構成にしてRvオンボードSCSIでは認識され、
    また逆にHDD以外同じ構成にして同Ra300のChanpon3で平気なんですよね、う〜ん。
    勿論ターミネータ等の抜かりもありませんし…不思議です(--;)

    ところでWD400BBは確か20GBプラッタの物ですよね、
    WD400BBの32Gクリップはどういう仕様なんでしょうかね?
    ICCと同種の制限なのか、IC35L040AVVA07のようにICCと異なる制限なのか(^^;)
  3. まりも さん   2002-02-09 00:00:48
    アダプタから AEC-7720UWへのSCSIコマンド応答(の待ち時間)が、ドライブを取り替えるとで変わる、ということなのではないかと感じますが、どうでしょうか。つまり40GB(の容量騙し)であることが問題ではなく、IBM AVVR07であることそのものが問題だったりするのではないかと。
  4. くん さん   2002-02-09 00:13:22
    ごめんなさい!Raの狭い筐体を通している間にSCSIケーブルが死んでいたようで、
    ケーブルをとりかえたら32Gクリップ及びICCでの32253MB制限でもとおりました!
    ただしRv系オンボードではギリギリ通る32768MB制限はChanpon3ではだめのようでした。
    何MBまで平気か少し試してみようと思います。32767、32256、32255MBとやってみますね。
    もし32767が通れば、32GBクリップ(32253.5GB)と比べて500MB得なので(^^;)
    なお、C35L040AVVA07の32GBクリップは外したら、ちゃんと元の39266MBに戻りました。

    それにしても、紛らわしい長文を書いてしまって大変申し訳ございません。
    読んでしまった方もいると思うので、1ページ目に残っている間は晒し、
    2ページ目に流れたらログに残らぬよう削除致しますのでお許し下さいm(__)m
  5. まりも さん   2002-02-09 00:27:44
    >SCSIケーブルが死んでいた
    なはは、SCSIコマンド応答が怪しいかなというコメントも、あながち見当違いではなかったと(^^;。

    まあこういうことも、かなり役にたつ情報ですから、あえて消すこともないのではと思うのですが、どうでしょうか。
  6. くん さん   2002-02-09 00:38:11
    まりもさんにまでレスをいただいてしまって申し訳ありません。

    今度は慎重に何回か確認しましたが、結局のところ
    32768MB(67108864セクタ)はダメ => 65536 * 8 * 128はアウト
    32767MB(67106816セクタ)はOK => 65534 * 8 * 128はOK
    という結論になりました。多分16bitの限界65535シリンタまでっぽいですね。
    Rv系オンボードSCSI側が32768MBまでいけたのは、0ではなく1から数えて
    くれていて65536シリンダまでOKだったって事なんでしょうか(^^;)

    なお、余談ですがICCでの変更時にケチ根性の悪あがきで65535セクタを狙って
    32767.5MBとかってやってみたんですがCUI入力時に切り捨てられました(笑)
    よってChanpon3@9821BIOSに認識してもらいつつ、容量重視で行く場合は
    ICCでの32767MB制限がベストとなるようです。IC35の32GBクリップは32253MBなので(^^;)
  7. くん さん   2002-02-09 00:39:50
    > かなり役にたつ情報ですから、あえて消すこともないのではと思うのですが
    すみません、そういっていただけるととても幸いです(^^;)
    もし邪魔だと思う方がいらっしゃいましたら消して下さって結構ですのでお任せしますね。
    削除キーは8799です。
  8. まりも さん   2002-02-09 00:45:53
    はい、SCSI BIOSの容量上限については、それで正解です。要するに総セクタ数から割り算して得られるシリンダ数が、切り捨てで65536になっていはいけないのです。
  9. K.Takata さん   2002-02-09 01:08:34
    > なお、余談ですがICCでの変更時にケチ根性の悪あがきで65535セクタを狙って
    > 32767.5MBとかってやってみたんですがCUI入力時に切り捨てられました(笑)
    実数演算は面倒なのですべて整数演算で行っていますから。
    67107840LBA などと、数値の直後に "LBA" をくっつけて入力すると1セクタ単位で容量を変更できます。(一応ドキュメントにも書いてあります。)
  10. くん さん   2002-02-09 02:01:12
    K.Tanakaさんご本人までお返事をどうもありがとうございます!
    私のドキュメントの読み方がぬるかったようで、大変失礼いたしましたm(__)m
     せっかくここまでやったからにはとことんケチろうという事で、
    真のChanpon3の限界、32767.5MB(67107840LBA)に制限してみようと思います(^^)

     また、もう一度試してみたら、先ほど死んでいた原因と思われるケーブルでも
    容量制限しているとデバイススキャンを通ってしまいました。
     以前たいく2さんが書いておられましたが、Chanpon3のSCSI BIOSチェックは
    システムセットアップメニューで内蔵HDDを切り離していると挙動が怪しいようなので、
    最初の頃ダメだった原因はもしかするとコレだったのかもしれません…。
    検証途中の段階でどうせAll SCSIだしとIDEを切り離していた時があったので(^^;)

    本当に、色々とお騒がせしてしまいましてすみません。
    すっきり解決できてよかったです、どうもありがとうございました〜!