[17318]  Xt16/R16改K6III(400/450) + REX-CBS51 で CBUSB2 カード完動
投稿者:MKA さん   2002-01-02 17:56:18
Xt16/R16改K6-III(400/450)Win98 にて REX-CBS51 で PCI を実質4本相当とし、USB と 100 BaseTX Full Duplex LAN を両立させるために UnionBros の UBH004 USB1.1 カードとメルコの 100 Base LAN カード LPC2-TX-CB を使っていました。環境詳細は Xt支部掲示板の[175]の通りです。
http://jive.pekori.to/xt/bbs/hyperbbs.cgi
[175]我が愛機 Xt16/R16改 をご紹介 投稿者:MKA さん【2000年07月16日(日) 17時39分00秒】

このたび、この Xt16/R16改K6-III(400/450)で、USB2.0 を実現するべく、UBH004 に換えてアイ・オー・データの USB2.0/1.1 対応カードバスカード CBUSB2 の導入を試み、成功・完動しましたので報告させていただきます。 CBUSB2 のドライバは、アイ・オー・データのサイトから Win98 用の最新版 Ver.2.01 を DL し、問題なくインストール完了、デバイスマネージャでもきちんと認識されております。USB2.0 の高速転送を試すための USB-HDD などのデバイスがまだ手元にないため、USB2.0 転送速度を確認していませんが、きちんと組み込めていますので、問題ないでしょう。そのうちに USB2.0 対応の HDD でも入手して、転送速度を計ってみます。これで、我が Xt16/R16改K6-III(400/450)Win98 で 100BaseTx LAN と USB2.0 を両立させることができました。物理的な干渉をさけるために CBUSB2 を REX-CBS51 の上スロットに、LPC2-TX-CB を下スロットに装着しております。

ついでに、サブ機である自作の P5A/K6-III(450)Win98 には同じくアイ・オー・データの USB2-PCI を導入し、何の問題もなくオンボードの USB1.1 と共存して完動しています。
  1. MKA さん   2002-01-02 22:26:16
    自己レスですが、USB2.0 の転送速度を検証するのに適した USB2.0 対応ストレージデバイスはどのメーカーの、どの機種がおすすめでしょうか? 多くの(ほとんどすべての)USB接続 HDD は、中身は IDE-HDD で、USB-IDE 変換ボードが内蔵されているはずですから、この変換ボードがボトルネックで、USB2.0 の最大転送速度 480 Mbps まで出ることはなさそうです。変換ボードのボトルネックが、なるべく少なくて、USB2.0 の高速転送を生かしている USB2.0 対応ストレージデバイスで hdbench3.30 で測定できるものがありましたらご推薦ください。とりあえずは、CBUSB2 と同じアイ・オー・データの HDA-iU80 あたりを入手して試してみようかと考えておりますが、HDA-iU シリーズで USB2.0 接続の場合の hdbench3.30 Read/Write/Copy 性能などがありましたら、ご教示ください。
  2. FIAT124 さん   2002-01-02 23:56:33
    >USB2.0 対応ストレージデバイス
    一応ログありますよ。
    http://www.cham-reo.com/logsearch/archive/stage_3/maniax/sled16273.html

    うちのPC/AT互換機だと
    U6 ST380020ACE(モードはATA100のまま)+玄人志向の変換箱   
    Adaptec DuoConnect/IEEE1394&USB2.0接続で
    hdbench3.30 read write 9 13MB/s (FAT32及びNTFS)でした。

    #一応これからV200M+CHHANPON3のUSB2.0+余り物のFireball Lct10 20GB(+変換箱で検証予定)
    (Win98FE+SP1+USB2-SC+LF-D200/SCSIだけは正常動作を確認しています)
  3. MKA さん   2002-01-03 14:41:47
    FIAT124 さん、ありがとうございます。参考にさせていただきます。近日中に HDA-iUシリーズの HDD を入手して計測し、報告させていただきます。
  4. FIAT124 さん   2002-01-03 22:06:55
    >V200M+CHANPON3のUSB2.0+余り物のFireball Lct10 20GB(+変換箱)で検証予定)
    K6-IIIE+/550+Win98SE+FAT32で
    HDBench Ver3.30
    Read 8036 Write 10623

    HDBench Ver2.610
    Read 8420 Write 9864
  5. MKA さん   2002-01-04 17:22:20
    アイ・オー・データの HDA-iU80 を入手しましたので、USB2.0 接続の転送速度を報告します。中身は SAMSUNG の IDE-HDD のようで、SAMSUNG SV8004H Rev QR10 と認識されます。

    まず、PC9821Xt16/R16改K6-III(450/400駆動)-Win98(4.10.1998)--REX-CBS51--CBUSB2 に USB2.0CC サポートソフト Ver.1.21 をインストールしてから、HDA-iU80 を直に USB2 接続し、アイ・オー・データ添付の ASPIFORM Ver.1.12 にて FAT32 で全域(最大容量)フォーマットすると 80,037,052,416 バイト=74.5GB 確保できました。

    再起動して、HDBENCH Ver 3.30 で速度を調べると、

    M/B Name PC9821Xt16/R16改K6-III(450/400駆動)-Win98(4.10.1998)
    Processor AMD K6-III 403.60MHz[AuthenticAMD family 5 model 9 step 1]
    Cache L1_Data:[32K] L1_Instruction:[32K] L2:[256K]
    Name String AMD-K6(tm) 3D+ Processor
    VideoCard スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)Full-Color Window Accelerator Board X2/VRAM 3D (Matrox)
    Resolution 1024x768 (32Bit color)
    Memory 227,820 KByte
    OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
    Date 2002/01/04 15:41

    SCSI = Adaptec AHA-294X/NEC PC-9821X-B02/B02L PCI SCSI-2
    SCSI = I-O DATA SC-UPCIシリーズ
    HDC = I-O DATA USB2-IDE/ATAPI Mass Storage Controller

    AB = I-O DATA HDVS-UM20G Rev 200F <--- SC-UPCI に外付けの Win98 起動用ドライブです。
    CD = I-O DATA HDVS-UM20G Rev 200F
    E = SAMSUNG WN34324U (gm030) Rev 0105
    F = GENERIC NEC FLOPPY DISK
    H = IOMEGA ZIP 100 Rev D.13
    I = MIK MCD-200S-CF Rev 1.01
    J = MIK MCD-200S-PC Rev 1.01
    K = ST38421A Rev 6.01
    L = KONICA OMD-9062 Rev 1.09
    M = IBM-DTLA -305040 Rev TW4O <---- SC-UPCI--AEC7720UW 接続の DTLA 40MB です。
    N = SAMSUNG SV8004H Rev QR10 <---- これが REX-CBS51--CBUSB2 で USB2.0 接続の HDA-iU80 です。
    Q = PLEXTOR CD-ROM PX-40TS Rev 1.00

    で、常駐ソフトてんこ盛り状態における USB2.0 接続の HDA-iU80 の速度は;
    Read_Write_Copy_Drive
    5192_4048_ 1493_N:100MB
    と少々期待はずれでした。この値は、HDA-iU80 以外の USB 機器を全て取り外しても、ほとんど変わりませんでしたので、他の鈍足 USB 機器が足を引っ張っているわけではなく、この環境、すなわち、Xt16/R16改 PCI--REX-CBS51--CBUSB2 における限界のようです。

    参考までに、この同じ環境で、SC-UPCI--AEC7720UW 接続の DTLA 40MB は;
    Read__Write_Copy_Drive
    10535_9178_ 2039_M:100MB

    SC-UPCI に外付けの Win98 起動用ドライブ HDVS-UM20G は;
    Read_Write_Copy_Drive
    6873_8225_ 1359_A:100MB

    ですので、REX-CBS51--CBUSB2 に繋いだ HDA-iUA80 でも HDVS-UM20G の半分以上の性能は出ているようです。

    このように残念ながら PC9821Xt16/R16改K6-III(450/400駆動)-Win98(4.10.1998)--REX-CBS51--CBUSB2 では HDA-iU80 の速度は、少々期待はずれでしたので、サブ機である自作 P5A/K6-III(450)--Win98(4.10.1998)--USB2-PCI に HDA-iU80 を USB2.0 接続して、HDBENCH Ver 3.30 で、同様に常駐ソフトてんこ盛り状態の速度を見てみますと;

    Read_ Write_Copy_Drive
    10513_12258_2215_I:100MB

    と、そこそこの速度が出ており、十分に使えそうです。ちなみに、自作機のオンボード USB1.1 に繋いだ場合は、
    Read_Write_Copy_Drive
    531_ 489__ 492_ I:100MB

    ですので、USB2.0 では USB1.1 の 20〜25 倍の速度になっています。

    Xt16/R16改K6-III(400/450) と サブ機P5A/K6-III(450) は 100Base full duplex LAN で繋がっていますので、本日購入のHDA-iU80 は、普段は、サブ機に USB2.0 接続となりそうです。いずれにしても、80 GB の大容量 HDD が USB2.0 ホットプラグイン&そこそこの実用速度 で使い回せるのは便利です。
  6. FIAT124 さん   2002-01-04 23:24:39
    >SC-UPCI--AEC7720UW 接続の DTLA 40MB
    ↑SC-UPCIのワイド転送が有効になっていないんじゃないかと思える数値ですね

    Ra20+CHANPON1+メルコのSDAT箱+DTLA-305030でも12MB/sは出ますけど。
  7. MKA さん   2002-01-05 00:03:32
    FIAT124 さん、ありがとうございます。念のため、
    >SC-UPCI--AEC7720UW 接続の DTLA 40MB
    を再度計測してみましたが、

    Read_ Write_Copy_Drive
    11304_10422_2565_M:100MB

    でした。アイ・オー・データの ASPI 接続ビューアで見ると、

    *************************************************************
    * HA:1 ID:9 LUN:0 [IBM-DTLA][-305040 ][TW4O] *
    *************************************************************

    [デバイス情報]
    ドライブ名 : M
    デバイスタイプ : 00(ダイレクトアクセスデバイス)
    ベンダ名 : IBM-DTLA
    プロダクト名 : -305040
    プロダクトリビジョン : TW4O
    ISOバージョン : 0
    ECMAバージョン : 0
    ANSIバージョン : 2 (SCSI-2(ANSI X3.131-1994)規格に適合しています)
    レスポンスデータ形式 : 2 (SCSI-2(ANSI X3.131-1994)規格で規定される形式)

    [デバイス詳細情報]
    × 非同期通知受信機能をサポートしていません
    × プロセス中断メッセージをサポートしていません
    × 相対ブロック・アドレス機能をサポートしていません
    ○ 同期データ転送をサポートしています
    × 32bitワイドバスデータ転送をサポートしていません
    ○ 16bitワイドバスデータ転送をサポートしています
    × リンクコマンドをサポートしていません
    ○ コマンドキューイングをサポートしています
    × ソフトリセットをサポートしていません

    ですので、16bitワイドバスデータ転送には、なっているようです。
  8. MKA さん   2002-01-07 21:53:54
    SC-UPCI の BIOS メニューでもワイドデータ転送が有効になっていることを確認しました。また、SC-UPCI サポートソフトの最新版もインストールし、Windows 上からも確認しました。やはり、この環境での AEC-7720UW の限界のようです。
  9. MKA さん   2002-01-08 22:14:14
    スレッド [17369] における にょさん との情報交換の後、SC-PCI の BIOS セットアップで、ワイド転送をいったん無効にしてリセット&再起動し、再度、有効にして再起動したところ、
    Read__Write_Copy_Drive
    19009_19000_3903_M:100MB
    となりました。これでどうやら、本来の性能になったようです。やはり、SC-UPCI のワイド転送設定に何か問題があったようで、これできちんと設定されたようです。にょさん、いろいろありがとうございました。 IBM Feature Tool も DL しましたが、使わずに済みました。USB2.0 接続の方は、相変わらず期待はずれの速度のままですので、HDA-iU80 は、サブ機の USB2-PCI に、取りあえず引っ越しました。