> PCI セットアップユーティリティでメモリアドレス c0000 〜 d7fff を予約した上で、Windows2000 上で使用中です。
もしかしたらこの様な方法で使うと、非ＰｎＰデバイス扱いとなってしまうのでは無いでしょうか？
だとしたら非ＰｎＰデバイス用に２つの IRQ を確保してあげないといけませんね。
☆ＣバスよりＰＣＩの方の優先度が高いのでしょうね。

補足）
ＰＣＩセットアップのＣバスで予約するＩＲＱはＣバス専用に割り当てられる訳では無く、非ＰｎＰデバイス用の予約ＩＲＱとして扱われるはずです。

　９８掲示板 #36164での、くりすとさんの報告からすると、PCIセットアップで VGABIOS出現を無効になるようにアドレス予約をした場合、PnP的にはIRQその他のリソースも割り当てが一切なくなるようです。したがってIRQだけを強制的に割り当てるということはできないと思います。

　Windows2000が起動してからは、空いているIRQが割り当てられるわけですが、これを任意の値にすることは、できないかもしくは問題が多いでしょう。IRQ12ではいけない理由がよく判らないのですが…。V200だと完璧にレガシーデバイスがPnPなので、内蔵音源にIRQ12（とIRQ10）がデフォルトで割り当てられるはずです。もしかして内蔵音源が使えないというのが本当の問題なのでしょうか。その場合、「システムセットアップメニュー」で「内蔵サウンド機能」を使わない設定になっている可能性があります。

> いーとんさん
一度、空いている IRQ を全て C バスで予約してみたこともあるのですが、やはり GLADIAC には IRQ12 が割り当てられていました。

> まりもさん
「IRQ 12 ではいけない理由」なのですが、「システムセットアップメニュー」で内蔵サウンド機能を無効化した上で、(デュアルブートの Windows9x 系 OS 上で) DOS 用ゲームのサウンドを鳴らすためにサウンドボードとして WaveStar を接続しているからです。
非 PnPモードの WaveeStar (Windows2000 上では非 PnP モードにしてNT4.0 用のドライバを使わなければ WaveStar を利用出来ないので）の FM 音源部が使用する IRQ は、ボード上のディップスイッチを設定することによって 12 乃至は 13 のいずれかを選べる様になっているのですが、 13 を選択してしまうと 98標準マウスと競合してしまうので、やはり IRQ 12 を空けないとこには、Windows2000 上でサウンドを鳴らすことが出来なくなってしまいます。

＃内蔵音源を有効にしつつ、WaveStar を Windows9x 上で使用する方法、あるいは PnP モードの WaveStar を Windows2000 上で使用する方法、のいずれかが存在すれば、当面の問題は解決してくれることになる、ということなのでしょうか？

　若干とりさんの主題からは逸れてしまって恐縮ですが…。
　そもそもなぜこのようなこと(空きの確認)を確認したかったのかといいますとWindowsNT4.0にてVGAの存在が認知されない(後から考えたらPnP BIOSの時点では「空き」となっているからなんですけど)のに、なぜWindows2000やWindows98では、PnPでデバイス検出がされるのかが気になったからです。
　Windows98上でPC-98対応のVGAのリソースを固定してしまうとPCISETUPでそのデバイスを見てみると「固定」表示になっています。これと同じ理屈でWindows2000上でリソースを固定してやれば、WindowsNT4.0からでもデバイスが認知されるのではないかと思った訳なんですが、まずWindows2000のデバイスマネージャからリソースの固定ができない(チェックするところがグレー表示になっている(これは恐らくPnP BIOSの時点でデバイスが見つかっていないために保存のしようがないためだと思います))。
　もちろんOSのPnPが働くのはデバイスそのものが存在していることを(例えPnP BIOSが初期化していなくても)認知できるからだと思います。
　従って、PnP BIOSで本来するべき(VGA BIOSを無効にしている)デバイスの初期化を何らかの形でできればどうにかなりそうなんですけどね…。

Windows2000では、未使用扱いのIRQについては、 PCIデバイス（あるいはVGAデバイス）ののほうがＣバスより優先して割り当てられるみたいですね（いーとんさんが書いているとおり）。Win9xだと、PCIセットアップの内容が反映されるからそういうことはないのですが、Windows2000だからなのか…。IRQ5も空いているかと思うのですが、Windows2000ではIRQの大きい方から使用するアルゴリズムなんでしょうかね。

あとは、くりすとさんが書かれているとおり、とりあえずVGAデバイスにたいして12以外にIRQ(IRQ5)を与えるようにコンフィグレーションかけたうえでWindows2000を起動する手が使えるかどうかですね。もっともこれはWindows2000起動前ですから、IPLプログラムでやるしかないと思います。

Detonater12.00(それ以降のバージョンでも可能？）ではC0000-D7FFFを予約しなくても
動作するらしいです。

確かにC0000-D7FFFを予約せずともW2Kは動きます。（現在Detonator22.88使用）
ただ、ＤＯＳでC0000-CFFFFにEMSページフレームを設定できなくなるので、ＤＯＳでの動作に支障が出ます。

あ、ところで、W2K上で８６ボードをNT4ドライバで動かすと、DirectX5以上のDirectSoundを要求するソフトでフリーズする場合があります。
下手をするとこの症状、WaveStarでも出るかもしれません。
素直にSICを使って、MateX-PCMを使ったほうが良いのではないかと思わなくもないのですが・・・？

9821でPC/ATのビデオカード使ったことないので状況を今一理解できてないのですが，
WaveStarを非PnPのままでWindows上から認識させず，Windowsでは内蔵音源を使用(IRQ10)，DOSのゲームはDOSモードにてするってのはダメですか？．
試したわけではないのでハズしてたらすいません．

結局、GLADIAC の IRQ を (c0000-d7fff の予約をせずに) 12 以外に設定することは出来なかったのですが（EMS が使えなくなるのは、やっぱり痛いし…)、SIC を使って内蔵音源と共存させることによって、 Win2k では音が鳴らない状態は解消することが出来ました。

プッシュアウトして仕舞う直前まで、何の返事も出来ずに申し分在りません。（PCI セットアップユーティリティを酷使していたら、一時的に起動時のメモリカウントが最後まで行えず、 V200 を立ち上げられない状況に陥っていたのです。故障かと思って一時は生きた心知がしなかったのですが、ESC-HELP-9 の同時押し立ち上げで復活しました。）レスを下さった皆様、ありがとうございました。