いつも貴重な情報を頂いてばかりおりますが、今回、PLL,VLSI冷却によりXa7のベースクロック80MHz化（安定動作）に成功しましたので、Xaユーザの参考になればと思い報告させて頂きます。既出でしたら、無視して下さい。
　v10のCD-ROMドライブが壊れ、部品取り用にXa7/C4をジャンクで2ｋ円で購入しましたが、Xa7はPCIが2つありベースクロックを80MHz化できるというので、Xa７への乗り換えをしてみました。パリ付きメモリもあり、以前v10でHK6-MD400-N2のファンがうるさいのでファンとヒートシンクを交換したときに、K6-2-400でなくK6-2-500が載っているのが解かってましたので、480MHz(80MHz*6倍）で駆動してみたかったのです。
　80MHz化は、ＰＬＬの足上げではなく、半田ごて不要のパターンカットで簡単に行ないました（ダメもとでしたので）。
　カット後、win95起動しましたが、アプリ実行中にフリーズし、以降起動できない状態となり、ハズレかと思いましたが、マザーボードを触診してみるとＰＬＬとその近くのVLSIが異常に高温になっていたので、ファンとビデオチップ用ヒートシンクで冷却してみましたところ、480MHzで安定動作しました（ヒートシンクだけでもOKのようです）。僅か2k円でPCIが１本増えて480MHｚ駆動もできたので、本人、大変喜んでおります。
　機種：PC9821 Xa7/C4
マザーボード：G8TTY（幸い66.6MHz化できるジャンパ付きでした）
　CPU：K6-2-500（N2下駄で６倍設定にて480MHz駆動）
　CPUクーラ：Justy DCF-378 　ファン付き。1580円と安価なくせに大変良く冷えます。静音化のために５ｖや７ｖで駆動しても十分冷えます。現在は、VLSI冷却用ファンと共に７ｖで静かに駆動中です。但し、HDドライブベイと干渉するので、HDDを移動する必要があります。
　なお、480MHz駆動のまま、win2kをクリーンインストールしてみましたが問題無くインストールでき安定稼動しております（メルコのアクセラレータの説明書では、元のCPUに戻してクリーンインストールするとあり、確かにwin95ではダメだったと記憶しておりますが、win2kはそのままクリーンインストールできる？）。
　長文、駄文で失礼致しました。御参考まで。