１．Xt と Xa10 のハードウェア構成を極力揃え、Intelsat によるレジスタ情報を読み出してその差異を記録しておく。
２．Xa10 に「もどき」を装備してレジスタ情報を読み出し、１．での Xa10 の情報と比べ差異を記録する。
３．１．での Xt と Xa10 の差異以外の部分の ２．の差異情報を Intelsat にて Xt に与える。

まずはこの位が手始めではないでしょうか？

XtのPCI BIOSが、マルチファンクションに対応していないこと、マルチファンクション用の割り込み(INT#B..D)のルーティングテーブルが用意されてないようであることから、このボードをXtで使うのは、Windows98であっても無理ではないかと考えられます（配線を調べて無理矢理 INT#B..DとIRQとの対応のお膳立てをすれば可能なんですが）。で、92ボードを入れて起動しない件は、これまた全然別です。Xa10においてリソースバッティングしていると思います（とくにIRQ）。きちんとディップスイッチの設定をし、PCIセットアップも行なって下さい。

やはり、無理ですか。
　取敢えずINTELSATでIRQやその他の設定を調整すれば使えるかなと思ったのですが・・。
　3つのポートのうち1つは使えるので期待していたのですが。
　まりもさん、期待してますので、よろしくお願いします、例のソフト。

　Xa10については、自分もそうだと思います。
　ただ、XtではIRQのバッティングで起動不能になったことは無いので、メモリーカウントから先に行かないという事態に驚いてしまいました。

　ということで、当面もどきは自作機行きですね(自作機のUSBが不足しているので・・。HUBを買うより有り物で対応)。

＞　取敢えずINTELSATでIRQやその他の設定を調整すれば使えるかなと
そう思ってはいるのですが…(^^;。方法をかいつまんで書くと、
１．UCI2-P5COMBOはスロット#1に挿しておく（所在を決め打ちしたいため）。
２．拙作PCIIRQR の結果のうち、[IRQ routing by PCI-C bus bridge]を参照し
　　PIRQ#0から#2までの値(IRQ)を取得する（もしかすると設定がされていない）
　　かもしれないので、その場合は強制的に、空いていそうなIRQの値を設定）。
３．UCI2-P5COMBOのサブファンクションのレジスタ3chに上記値（実はこれがIRQに
　　なる）をセットする。
４．このあとWindows98を起動すれば、あとは自動的にリソース割り当てされて
　　使用できる……可能性がある…。
というわけです。やってみないことにはわかりませんが。

　ブリッジの時とは違い、一応、USBホストにはIRQが割り当てられています。
　寄って1つは使えるわけですが、残り2つが資源が与えられていないとかで使えないのです。(Win98SEのシステム上、3つのデバイスとなっており、1つしか資源が与えられていない。)
　そこで、Xt初代とXa10の設定を比較してみようと思い立ったわけで。
　でもINTELSATの表示上は1つのデバイスなんですよね・・・。

USBコンボカードが仮に現在スロット#1に入っているとして話を進めます。ファンクション番号０の、USB(1.1)のデバイスはIRQが割り当てられていると思います。しかし、あと２つのサブファンクションのUSB(2.0)のほうが割り当てられていません。この２つのデバイスのIRQは、スロット#2と#3のIRQと同じにすれば（Xt初代の場合に限りますが）よいのではないかと思っています。それにくわえて、「コマンドレジスタ」を操作して、「バスマスタ可能」「メモリアクセスに応答可能」にもしておく必要もありそうです。

[具体的手順]
確かスロット#1,#2,#3のデバイス番号が 8,9,10だったかと思います。スロット#1すなわちデバイス番号8にコンボカードがある場合、Intelsat で、デバイス番号 9と 10のデバイスの、レジスタ3Chを見ておきます。それがIRQです。次に、USBデバイス（デバイス番号8）のサブファンクション(1および2)を指定して、そこに書き込みます。確か次のような書式でOKだったのではないかと思います。
Intelsat 3C IRQ値#2 /D:8 /F:1
Intelsat 3C IRQ値#3 /D:8 /F:2
(IRQ値#n は、スロット#2,#3のデバイスのIRQと合わせる：スロットは埋めておくこと)

それと、
Intelsat 13 30 /D:8 /F:1
Intelsat 13 38 /D:8 /F:2
（適当にメモリ空間リソース割り当て）

Intelsat 04 46 /D:8 /F:1
Intelsat 04 46 /D:8 /F:2
（コマンドレジスタ設定で各種応答可能にする）
です。ブリッジの時よりは設定箇所は少ないです。まずは試してみて下さい。

万一 Intelsatで /F:指定ができなかったら、こちら(PCICNF.EXE)を使って下さい。
http://homepage1.nifty.com/marimono/software/pcicnf12.lzh

UCI2-P5COMBO…まぁくんが言うのも何なのですが
他のサブボードはいつ出るのでしょうかねぇ? ;_;)/
# サブボード 出なきゃ単なる USB2I/F

　ありがとうございます。
　早速、試してみます。(といっても週末になっちゃうかも)
　実は、既にUCA-TXが載ってたりして・・。(動かせるようになってから買えという話も・・。)

Xa初代でスロット1にIFC-USPスロット2にUCI2-P5COMBOにてメモリ空間コマンドレジスタは
まりもさんの設定で、空きのIRQ5をファンクション１と２共有で動作確認としてはしょぼい
ですがUSBマウスが使えました。あとサブボードを増設しているとスペース的にスロット3を使
うことになると思いますが、ファンクション１がINT#Aファンクション2はINT#Bがハード的に
設定されてますのでＣバスブリッジのPIRQルーティングの設定も必要になってきます。過去ログ
読むとIRQが一つ空いていますので、これを使ってＣバスブリッジ(Xa初代ではデバイス番号1)
の62Hと63HにこのIRQ番号を書き込みます。
Intelsat 62 IRQ番号 /D:1
Intelsat 63 IRQ番号 /D:1