[15098]  なんちゃってボードでブートは可能?
投稿者:ひばり さん   2001-07-12 02:54:55
V200/M7H(無印)をなんちゃってボードにて、標準搭載の4.3G HDDを使い総SCSI化を目論んでいます。
そこで、一つ重要な事が気になったのですが、なんちゃってSCSIホードからのPC-98の起動は可能な物なのでしょうか?誰か、試した事の在る方いましたら、その時の注意点などと一緒に、情報の提供願えない物でしょうか。よろしくお願いします。m(__)m
  1. バイザー さん   2001-07-12 03:20:02
    「なんちゃってボード」とはなんでしょうか?そのような製品名のパーツは無かったような気がするんですけど・・・

    情報が欲しいので有れば、お使いになりたい製品の型番等は詳しく書いた方がいいですね。
    それと過去ログ検索してみましたか?

    ちなみに通称「なんちゃってSCSI」などと言われているIDE-SCSI変換機能の付いたパーツは、メルコさんの「IFC-USP-M2(M)」とかACARDの「AEC-7720UW」「AEC-7720U」等がありますね。いずれもPC-98でのブートは可能ですよ。検索すればいくらでも情報は得られますね。

    #私的には「なんちゃって〜」という表現はあまり好きではないですねぇ・・
    #「疑似SCSI」とかのほうがいいかなぁなんて思います(^^;)
  2. ひばり さん   2001-07-12 04:05:37
    表現がまずかったです。m(__)m
    IFC-USP-M2等のように、PCIに挿すタイプでなく、 IDE系のデバイスを、SCSI系へと擬似変換する仲介ボードの事です。最近の外付けHDDに使用されているのと同等品の物です。
    (型番指定してい無いのは、ブートが出来る製品を総合的に知りたいので、)
    過去ログ検索ですが、センスが無いせいか、今回は欲しい情報が上手く見つけられませんでした。
  3. まりも さん   2001-07-12 07:12:20
    ブートストラップ(起動)可能かどうかは、SCSIボードに依るものであって、「ATA-SCSI変換」
    ユニットに依るものではありません。ただし、そもそもHDDに対応していない変換ユニット
    も存在(CD-ROM製品に内蔵されているようなもの)しますので、それを使う限りでは、
    ブートできないというか、HDDの使用自体ができませんが。
  4. ひばり さん   2001-07-12 08:59:03
    まりもさん有難うございます。m(__)m
    なるほど、IDE-SCSI変換ユニットは単に変換作業のみを行うだけで、ブート等に関する起動動作はSCSIのBIOSがらみですか、良く解りました。
    そうなると、後々HDDを交換して、最近の大容量ディスクを使うようになった場合は、SCSIカード側と変換ユニット、両方が対応してくるかがカギとなるわけですね。
  5. デンドロビウム さん   2001-07-12 12:10:07
    ウチのRv20とRa20では両方ともAEC-7720UWでSCSIバスに繋いだIDE HDDがブートドライブになっています(Rv20はオンボードUltraSCSI、Ra20はSC-UPCI)。特に変換ボードを噛ませていることに起因すると思われるトラブルは起きていません。

    >最近の大容量ディスクを使うようになった場合は
    どこかの40GBくらいのHDDをAEC-7720UW+SC-UPCIで認識できたという報告が確かあったと思います。ただしブートドライブとして使う場合は大容量のHDDでも32GBまでしか認識しないようです。何かこれを解決できる方法はないものか・・・??(TT
  6. まりも さん   2001-07-12 13:06:48
    98掲示板のスレッドに、「マルチベンダ機能」を使って、パラメータを手動設定して
    32GB以上のドライブを使う方法が出ています。SC-UPCI系のSCSI H/Aなら大丈夫でしょう。
  7. かわのべ さん   2001-07-12 21:33:35
    フォローありがとうございます>まりもさん

    前回はBIOSメモリエリアの仕様など詳しい情報も書き込んだのでこちらにしましたが、
    今回は一般向けの話題と判断して98掲示板に報告させて頂きました。

    SC-UPCIシリーズサポートソフトはV3.31、V3.42どちらでも大丈夫でしたので、
    SC-U2PCIだけでなくSC-UPCIでも同じようにできると思います。
  8. ひばり さん   2001-07-13 02:24:41
    Century CorporationのCHB35INTと言うのが個人的にはすごく気になっているのですが、32GB超のハードディスクにはファームウェアで対応しているらしいのですが、この様な製品も、起動時のブート管理などには関与していないのでしょうか。
    これらの変換ボードは、接続したデバイスをSCSIボードに訓えるのではなく、変換ボード自体が、SCSIデバイスとして、SCSIボードに取り付いて、そこから先のデバイスをSCSIボードからの要求に沿って動かすって事なのでしょうか?
    在るページでは、PC/AT機で起動時に、CHB35INTがBIOSのと共にデバイスとして表示されていたので、表面に現れない忍的ボードだと一旦納得したのだが、謎が再浮上状態です。
  9. デンドロビウム さん   2001-07-13 10:14:27
    先ほど98掲示板のかわのべさんの報告を見てきました。一度試してみたいですが、よくよく考えると32GB超のHDDを持っていない自分に気付きました(死)。

    うーん、電源買いたいからお金無いし・・・
  10. まりも さん   2001-07-13 22:32:36
    >32GB超のハードディスクにはファームウェアで対応
    これの意味が不明なんですが、言葉通りだとすると、32GBクリップをかけているのかも。
    しかしIDEドライブ単体でその機能は大抵あるので、あまり意味のある機能ではないですね。

     繰り返しますが、容量、ベンダ名などを見て、起動できるようにするかしないかという
    のは、あくまでもSCSI H/A のBIOSの仕事です。ATA-SCSI変換基板の仕事というのは、
    容量やベンダ名を、本来の内容とすり替えることまでです。ですから、特定のベンダ名
    や大きすぎる容量に対して何らかの「対策」をしているとすると、その内容のすり替え
    を行なっていることを意味するのであって、変換基板のファームウェアそのものが
    ハードディスク起動に直接関与することはありません。
  11. まりも さん   2001-07-13 23:01:41
    ベンダ名の話が出たついでの補足です。ATA-SCSI(あるいはUSB,IEEE1394)変換ストレージ
    の返すベンダ名ですが、
    1)ナマドライブのベンダ名をそのまま返す
    2)一部加工して返す
    3)常にATA変換ユニット固有の名前を返す
    などがあります。通常は1)で十分なのですが、いろいろなインターフェイスに何台も繋いで
    いるときは、2)のほうが、識別の際に都合が良かったりします。困るのは 3)で、同じ
    変換ユニットを複数使用しているときに、なんでもかんでも同じ名前を返すために、識別が
    困難になってしまいます。取り外す際に、どれだか判らなくなるという…(^^;。
  12. ひばり さん   2001-07-14 02:53:13
    まりもさん
    詳しい説明有難うございます。m(__)m
    おかげさまで、ようやっと理解できた様な気がします。レス11の補足説明についても、今後のことを考えると、大変参考になりました。(特に、ベンダ返しには数パターンあること、)

    >32GB超のハードディスクにはファームウェアで対応
    については、Century CorporationのCHB-35INTアップデートプログラムのページ
    http://www.century.co.jp/support/download/chb35win.html
    で公開されています。
    Century Corporationのトップに付いては↓です。
    http://www.century.co.jp/
  13. まりも さん   2001-07-14 03:33:59
    読んでもアップデートの技術的内容は、はっきりは書いてないですが、たぶん、
    IDEドライブへのディスクアドレスを渡す際に、CHS方式でなくLBA方式で渡すように
    変更したものと考えられます。ノーマル状態でのCHS上限が約32GBですので。
     これと、9821 の SCSI H/AのBIOSにおける 32GB上限問題とは、値は近いですが、
    全然別個の事項です。よく混同されます。詳しくはこれを。
    http://homepage1.nifty.com/marimono/hdcapa.html