[14834]  ECCなし128MB EDO SIMMを使う一つの方法
投稿者:WATA さん   2001-06-25 13:32:42
PARITY ERRORはCPUのNMI(Non Maskarable Interrupt)で検出していますので
マザーボード上のNMIラインをカットしてCPU側でVcc側にプルアップすれば
検出しなくなると思います。
記憶ではPC-98の場合、確かNMIはパリティエラー専用で他の用途には使っていない
と思いました。
こうすることで全てのECC/PARITYなしのSIMMが使えるようになりますネ。
  1. まりも さん   2001-06-25 14:21:16
    現在のPCIのあるPC-9821では、NMIはメモリ関係のエラーだけで引き起こされるもの
    ではありません。例えばPCIのシステムエラーでも発生する可能性があります(ただこれは
    発生の可能性であって、NMIを発生させるかどうかはチップセットのレジスタ設定により
    ます)。NMIカットをしてしまうと、いろいろな不都合が生じると予想されます。
    ECC/PARITYなしのSIMMを使うためには、メモリコントローラ(チップセット)における
    メモリコマンド関係のレジスタを操作して、ECCチェックを無効にするのが順当方法です。
  2. デンドロビウム さん   2001-06-25 16:46:41
    PowerXさんのサイトでNMIブロックという手法を見たことがありますが、ATX電源の場合は電源の管理がNMI割りこみで行われているので、多分これでは不味いだろうとのことでした。
  3. WATA さん   2001-06-25 18:26:34
    こんにちは。まりもさんのソフトはよく存じ上げております。
    起動のため第一バンクに少容量のECC/PARITY付きメモリーを積み、第二バンク以降に大容量のECC/PARITYなしメモリーを積んで使うというツールだと認識しております。
    PARITY ERRORやPCIシステムのエラーはこれが度々起こるようでは使い物にならないので無視して使うという考え方もありますが、NMIラインをカットすることで電源のコントロールが出来なくなるというのはマズイですね。
    メモリーチェック時はパスしてWin NT起動時にNMI:PARITY ERRORを起こすSIMMが手元にあります。
    PARITY ERRORが起こるとCPUはHALT状態になり命令の実行が停止されます。
    一度こうなるとなぜか電源スイッチも効かなくなります。
    電源を落とすためにはACコンセントを引き抜く以外なくなります。
    ATX電源のコントロールにNMIが使われているというお話ですのでNMIラインをカットするのはやっぱりマズイわけですね。
    PC-9801時代の古い知識では追いつかない程進化?しているようですね。
  4. YU さん   2001-06-25 21:03:28
    CPUのNMIピンを殺すのではなく、チップセット側でメモリエラー端子のパターンカットをするという方法はどうでしょう?
    例えば430HXのデータシートを見ると、パリティエラー、またはECCエラーでアサートされるピンというのが独立して1本存在します。
    これがマザー上で他の割り込み信号線と合成されて、最終的にCPUのNMIピンに接続されているわけですよね。
  5. WATA さん   2001-06-25 21:39:05
    各信号がチップセットのなかで合成されてCPUにつながるNMI線が出ているものとばかり思っていました。そのほうがチップセットの外に回路を持たなくてもよいので安上がりになるかと。。。メモリーエラー線が独立していれば可能性はありますヨね。
  6. いーとん さん   2001-06-25 22:51:15
    SERR# ピンを切り離すだけではダメな様です。
    ☆Ra266 にて実験してみました。