Xv協定BBSの過去ログにある内容をまとめると、
「U2PSはベンチ上は値が低いが、レスポンスが良い」と言う事になりますので、
気にするほどのことではないかと思います。（IOIのボードと比べての話しです）

Readが36Mbyte/s位出ていると言うことは、ちゃんとLVD転送は出来てますね。
初期化直後でその程度なら、ちょっと遅いかも知れません。但し、W型番にSC-U2PCI系の組み
合わせだと、初期化直後でも読み込みで40Mbyte/s位、書き込みだと32Mbyte/s位しか出ない
です。
ＯＳやアプリケーションを入れてしまえば、更に遅くなります。板がIOI-A100U2Wなんで全く
同じ条件、とは行きませんが、参考程度に私の環境でのベンチ結果をご覧下さい。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種 Xv20/W30
Processor AMD K6-IIIE+ 547.4MHz [AuthenticAMD family 5 model D step 0]
解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display GA-VDB16シリーズ
Memory 261,400Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
Date 2000/11/29 20:46

SCSI = IOI IOI-A100U2W PCI SCSI Controller
HDC = 標準 IDE ハード ディスク コントローラ

AB = QUANTUM ATLAS10K2-TY092L Rev DA40
C = COMPAQ BD00962A66 Rev B007
D = IBM-PSG DNES-309170W !# Rev SA30
E = GENERIC NEC FLOPPY DISK
Q = TEAC CD-540E Rev 1.0A

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
42645 33690 42188 93087 31547 69317 501 75 38934 31899 21523 A:10MB

ご覧の通り、書き込みが読み込みに比して大きく落ち込みます。
高速HDDを載せたときに書き込みの速度が大きく落ち込むのは、W型番機の困った特徴です。
Xv20だとＯＳやアプリケーションを入れたら、R/Wで40Mbyte/s出すのはほぼムリでしょう。
書き込みの速度低下はintelsatを使用したり、RAINを入れたりすると改善が見られますの
で、お試し下さい（上記のベンチはまったく何も改善策は施してません）。

９８だとAtlas10K IIでちゃんとR/W 40Mbyte/s以上出せるのは、MATE-Rと430VXなマシン位
だと思いますよ。私はベンチマークでHDDの項目で一発を狙うために、IOI-A100U2Wを好んで
使用しますが（HDDのベンチではほぼ間違いなくIOI-A100U2Wの方が良い結果を出すため）、
実際に使っている限りではSC-U2xxの方がシステムへの負荷は小さいので、ベンチマークの値
はあまり気にせずに使って行く事をお勧めします。例えHDBENCHでの数字が振るわなくても、
Atlas10K IIが持つランダムアクセス性能の良さが失われている訳ではありませんので。

我が愛機のXa20/Wでもその様な値です。
Processor AMD K6 597.0MHz [AuthenticAMD family 5 model D step 0]
AB = QUANTUM ATLAS10K2-TY092L Rev DDD6
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
42317 37100 45886 109940 27230 52801 399 59 35929 29256 23234 A:10MB
今まで好んで使っていたIBM-DMVSではリード・ライトとも26000ほどでありましたが、歯切れのよいパチパチという音に快感を感じて愛用していました。
アトラスに変えても、ベンチの値だけは確かに変わりましたが、仕事させると何ら変化なし。
気にすることはありません。
でもKameさんのアトラスとリビジョンが違いますね。気になります。

なるほど機種による物だったのですね。みなさんどうもありがとうございます。